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2021年2月17日(水)

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  • 【21/02/17/1】全米の学区で、いかに安全なかたちで子供たちを教室に戻すことができるか、議論が行われています。学校の再開が進むなか、なにが問われているのか、教員組合運動の2人の代表に話を聞きます。まず、シカゴ教員組合(Chicago Teachers Union)の副委員長、ステイシー・デイビス・ゲイツです。ゲイツは、長年にわたる財源不足と民営化のため、多くの学区では学生のニーズだけでなく、教育者のニーズにも応える設備が不十分な状態が続いていると、批判しています。「学校の封鎖を解くという問題だけではありません。安全に学校を再開するには、そのためのリソースが必要だということなのです」と、ゲイツはデモクラシーナウに語っています。もうひとりのゲスト、米国教員連盟(American Federation of Teachers)のランディ・ウエインガートン委員長は、明確な安全プログラムが整えば、大多数の教師は教室での授業への復帰に、同調すると述べています。「学校にいる人々は安全プログラムを信頼し、自分たちは安全でいられると信頼します」と、ウエインガーテンは言います。 Image Credit: Facebook: Chicago Teachers Union

  • 【21/02/17/2】アラバマ州ベッセマーのアマゾンの労働者は、米国のアマゾン倉庫で初めての労働組合結成にむけ、投票を続けています。アマゾンの労働者が要求しているのは、新型コロナウィルスに対する安全対策の強化と、トイレに行くための休憩時間を取ることすらできないほど、極端に高い生産性基準の撤回です。「私たちの声を聞いてもらいたいのです。人間らしく扱ってもらいたい、私たちが問題を抱えている時に無視しないでほしいのです」と、アマゾンのBHM1施設の労働者で、労働組合結成に当初からかかわっているジェニファー・ベイツは訴えます。また、鶏肉産業で働き、小売・卸売・百貨店労働組合(Retail, Wholesale and Department Store Union)の組合員で、オルグでもあるマイケル・フォスターにも話を聞きます。「アマゾンは今、大きな権力を持っています。そして、私たちは組合として、労働権の確立を求めてアマゾンと闘おうとしています。まさにダビデとゴリアテのイメージです」と、ベイツは言います。

  • 【21/02/17/3】新型コロナ・パンデミックのなか、経済危機に直面し、何百万人もの労働者が不安定な労働条件におかれています。フリーのジャーナリストで著述家のサラ・ジャフィに、新著について話を聞きます。ジャフィは、労働と経済的正義をテーマに取材しており、新著Work Won’t Love You Back:How Devotion to Our Jobs Keeps Us Exploited, Exhausted, and Alone(『仕事は報いてはくれない::どれほど尽くしても、仕事は、私たちを搾り取り、疲れ果てさせ、孤独にする』)のなかで、仕事から充実感を得ようと期待しても長くは続かないこと、そして、「仕事への愛」という神話が、有害な職場の増大に果たしてきた役割などについて、分析しています。ジャフィは、仕事というものは、いつでも悪い方向に向かいうるということを、このパンデミックが教えてくれており、ますます多くの人たちが抵抗しているといいます。「仕事は、割に合わない、過酷で、時間もかかる、悲惨なものであるだけではなく、割に合わない、過酷で、時間もかかる、悲惨な仕事が、あなたの命を奪うことだってあり得るんです」。

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