【21/02/17/1】全米の学区で、いかに安全なかたちで子供たちを教室に戻すことができるか、議論が行われています。学校の再開が進むなか、なにが問われているのか、教員組合運動の2人の代表に話を聞きます。まず、シカゴ教員組合(Chicago Teachers Union)の副委員長、ステイシー・デイビス・ゲイツです。ゲイツは、長年にわたる財源不足と民営化のため、多くの学区では学生のニーズだけでなく、教育者のニーズにも応える設備が不十分な状態が続いていると、批判しています。「学校の封鎖を解くという問題だけではありません。安全に学校を再開するには、そのためのリソースが必要だということなのです」と、ゲイツはデモクラシーナウに語っています。もうひとりのゲスト、米国教員連盟(American Federation of Teachers)のランディ・ウエインガートン委員長は、明確な安全プログラムが整えば、大多数の教師は教室での授業への復帰に、同調すると述べています。「学校にいる人々は安全プログラムを信頼し、自分たちは安全でいられると信頼します」と、ウエインガーテンは言います。 Image Credit: Facebook: Chicago Teachers Union
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