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2020年3月10日(火)

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  • 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で現在世界中で11万3000人以上が感染し、4000人以上が死亡しています。2人の疫学者と共に世界と米国のこれまでの対応を検証します。トーマス・ボリーキーは、外交問題評議会のグローバルヘルス・プログラムの代表兼上級研究員で、Plagues and the Paradox of Progress: Why the World Is Getting Healthier in Worrisome Ways(『疫病と進歩の矛盾:世世界が健康を増す過程の問題点』)の著者です。ニューヨーク市立大学クイーンズ校の「バリー・コモナー健康と環境センター」の疫学の教授で、『アメリカン公衆衛生ジャーナル』(American Journal of Public Health)の編集長であるアルフレド・モラビアからも話を聞きます。

  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のまん延を止めようとイタリア全土が封鎖され、6000万人が影響を受けています。危険区域となったイタリア全土の人々に対し、4月初めまで、仕事や健康上の理由、緊急事態の場合のみ移動が許可されます。すべての学校と大学は閉鎖、大規模なスポーツイベントは中止され、航空機の搭乗者は現在、旅行する理由を正当化しなければなりません。イタリアからミラノのボッコーニ大学の留学生ロミー・コールに話を聞きます。この大学では現在、新型コロナウイルスが流行する中、授業はオンラインで行われています。外交問題評議会のトーマス・ボリーキーと、ニューヨーク市立大学クイーンズ校の「バリー・コモナー健康と環境センター」の疫学の教授で、『アメリカン公衆衛生ジャーナル』(American Journal of Public Health)の編集長であるアルフレド・モラビアからも話を聞きます。

  • イタリア全土が封鎖されるなか、流行対策として面会権が停止された事を受け、3月8日から9日にかけて国中の約30の刑務所で暴動が発生しました。南イタリアのある刑務所では、暴動で少なくとも6人の囚人が死亡し、50人が脱獄しました。囚人たちは複数の施設で、火を付け、守衛を襲撃し、脱獄までしたと報じられています。一方、国連は、感染数が引き続き増加する中、イランの刑務所での新型コロナウイルス感染を確認しました。イランは新型コロナウイルスへの対応で、約7万人の囚人を一時釈放しました。13の感染ケースが確認された新疆地区のある中国西部でも、収容キャンプに入れられている少なくとも100万人のウイグル人イスラム教徒の健康についての懸念が広がっています。米国では、ニューヨークのアンドリュー・クオモ知事が3月9日、ニューヨーク州では時給1ドル以下で囚人たちによって作られる独自の手指消毒剤を製造することで、拡大する新型コロナウイルスの流行に対処すると発表し、反発を受けています。囚人たちがアルコール75%の手指消毒剤を平均時給65セントで作ることだけでなく、感染から彼ら自身を守るために、彼らもそれを使うことを許可されるのかすらはっきりしていません。アルコールを含む商品は普通は囚人に使用が許されていません。ヒューストンから報道機関マーシャル・プロジェクトの記者ケリ・ブラッキンガーに話を聞きます。

  • 世界中で新型コロナウイルス(COVID-19)による影響が見られますが、トランプ政権の移民政策がいかにすべての人々を危険にさらすかもしれないかについて検証します。米国の新型コロナウイルス流行の震源地だったカークランド郊外の「ライフケア・センター」(Life Care Center)からそう遠くないワシントン州シアトルから話を聞きます。当番組のゲストが、ワシントン州タコマの近くにある民間企業GEOグループが運営するノースウエスト収容センター(Northwest Detention Center)に拘束されている移民を訪ねた際、英語だけで書かれたポスターを目にしました。「抵抗」(La Resistencia)と「われらの民」(Mijente)という団体の活動家で、滞在資格のない移民のマル・モーラ・ビリャルパンドに話を聞きます。彼女は施設内での新型コロナウイルスの危険性を考慮してノースウエスト収容センターの衛生検査の要求をすると同時に、移民税関捜査局(ICE)がこの疫病にどう対応するべきかを求める他の要請も提出しました。

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