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2020年10月16日(金)

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  • 【2020/10/16/1】トランプ大統領が最高裁判事候補に指名したエイミー・コニー・バレット判事をめぐる上院司法委員会の承認公聴会は15日(木曜)に終了し、司法委員会で多数を占める共和党の意向で指名承認採決を10月22日に行い、その後すぐに上院総会での投票を行うという日程が決まりました。これは大統領選挙まで2週間を切るタイミングであり、投票のゆくえ次第では最高裁が選挙結果に決定的な役割を果たす可能性もあるという中でのことです。この右派の判事候補が承認されることはほぼ間違いないとみられます。4日間にわたる公聴会の中で、バレット判事は妊娠中絶の権利、同性婚、アフォーダブルケア法(オバマケア)、投票権、気候変動についての見解を問われて回答を拒否し、トランプ大統領が選挙を遅らせる可能性についてさえ、回答しませんでした。もしバレット判事が承認されれば最高裁の9人の判事の構成は保守派が6人、リベラル派にが3人と保守派が圧倒的に多くなります。「これまで我が国では、大統領選挙が行われているさなかに最高裁判事候補を指名したり、承認公聴会を開いたりするような大統領はいませんでした」と、クリステン・クラークは言います。彼女は、法の下での市民権を求める弁護士委員会(Lawyers’ Committee for Civil Rights Under Law)の代表兼事務局長です。

  • 【2020/10/16/2】上院司法委員会は今週の指名承認公聴会で、クリスタル・グッドの証言を聞きました。彼女は自分の妊娠中絶体験を語り、エイミー・コニー・バレットが最高裁判事に承認されれば、安全で手の届く価格の医療の利用が制限されるだろうと懸念を表明しました。3日間の公聴会の間に、バレット判事は、妊娠中絶とロー対ウェイド判決の今後についての見解を問われて、繰り返し回答を拒否しました。しかし、これまでの公の記録では、彼女は女性の生殖に関する権利に対して反対しています。「バレット判事が最高裁判事として承認されたならば、彼女の票は、ロー対ウェイド判決によって与えられている重要な保護を骨抜きにする採決の5人目の票になるでしょう」と、同じく今週上院公聴会で証言したクリステン・クラークも言いました。クラークは、法の下での市民権を求める弁護士委員会(Lawyers’ Committee for Civil Rights Under Law)の代表兼事務局長です。

  • 【2020/10/16/3】今週行われたエイミー・バレット判事の最高裁判事指名をめぐる承認公聴会で、ロードアイランド州選出の民主党シェルドン・ホワイトハウス上院議員は、バレット判事に質問をする代わりに、その時間を使ってフェデラリスト協会や司法危機ネットワーク(Judicial Crisis Network)のような右翼団体がどのように闇の資金を使って米国の司法を方向づけているかについの30分間のプレゼンテーションを行いました。彼のプレゼンテーションの一部を放送し、それについての感想を法の下での市民権を求める弁護士委員会(Lawyers’ Committee for Civil Rights Under Law)の代表兼事務局長クリステン・クラーク弁護士に聞きます。

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