« 前  

2020年9月18日(金)

  次 »
  • COVID-19による米国の死者数は公式発表で20万人に近づいています。トランプ大統領がマスク着用の奨励を拒んだことが、感染の拡大を助長したと、感染症の専門家モニカ・ガンジー医師は言います。「マスクはパンデミック対策の柱です。ものすごく重要なのです」。彼女はカリフォルニア大学サンフランシスコ校の医学教授で、サンフランシスコ総合病院の診療科のトップです。「いまや世界のどこにも、マスクについてこんな論争をしている国などありません。しかも大統領選挙のレベルでですよ。もし私たちが最初の段階でいつもマスクを着用し始めていたら、多くの死者や感染者を出さずに済んだでしょう」。

  • 気候変動で激化した山火事が米国西部で猛威を振るう中、トランプ政権は有名な気候変動否定論者を米国海洋大気庁(NOAA)の要職に指名しました。デラウェア大学のデイビッド・レゲイツ教授は、化石燃料の排出量の増加を求める論文を執筆し、富豪のロバート・マーサーが資金提供するハートランド研究所やコーク・インダストリーズ、大手ガス会社などから研究の支援を受けてきました。レゲイツは最近、NOAAの観測・予測担当の商務次官補に採用されました。NOAAの元主席気候科学者デイビッド・グッドリッチは、レゲイツの任命は科学界の圧倒的なコンセンサスに反していると言います。「科学者の約97%がレゲイツ博士の立場に反対しています」。グッドリッチは2009年から2011年までNOAAの気候観測部長を務めました。最新の著書A Voyage Across an Ancient Ocean(『古代の海をわたる旅』)は、アルバータ州のタールサンドからノースダコタ州のバッケン油田までの壮大な自転車の旅を通して、化石燃料産業の影響を考察しています。

  • トランプ大統領は今週、2010年に亡くなった伝説の歴史家ハワード・ジンの作品を「プロパガンダ 」と表現しました。「学生たちが自国の歴史を恥じるようにする」ためのものであると。しかし、ジンが信じていたのはその逆で、歴史についてごまかしのない真実を教えることが、プロパガンダや未検証の常識に対抗するための最良の方法であるということでした。ハワード・ジンが教育へのアプローチを説明した2009年のインタビューの抜粋を放送します。「私たちは若者に正直であるべきです。騙してはいけません。この国の歴史を正直に語るべきです」とジンは述べています。

Syndicate content