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2020年8月4日(火)

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  • 米国の新型コロナウイルスによる死者数は15万5000人を超えていますが、依然として全米共通の検査プログラムは行われず、全般的な検査の不足と遅れが感染を食い止めるための取り組みの足を引っ張っています。トランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナーが全米共通の検査計画構築のためホワイトハウスに特別チームを立ち上げてから数か月たった今でも状況は変わっていません。調査報道記者のキャサリン・エバンに話を聞きます。彼女によるバニティ・フェアの暴露記事は、クシュナーの手際の悪さと、政治的理由による計画の突然の中止決定を時系列で追っています。「チームに参加した人たちは、4月の初めに、すぐにも計画が発表されると考えていました」と、エバンは言います。「それは跡形もなく消えてしまったのです。」

  • 米政府は、新型コロナウイルスが拡大し続ける中、医療専門家たちの助言を無視して、何万人もの難民申請者と移民を拘留センターや留置所で拘束し続けています。また、移民・関税執行局(ICE)は感染者を含む人々の移送と国外退去処置を続けており、ICEは世界へのスーパースプレッダーとなっています。サンフランシスコの「パンゲア法律サービス」(Pangea Legal Services)の移民弁護士で共同代表のルイス・アンへル・レイズ・サヴァラサに話を聞きます。彼自身も在留資格を持ちませんが、最近カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサムの公邸前で、状況は「本当に危険だ」として州刑務所と移民留置所から囚人の釈放を求る抗議行動中に逮捕されました。

  • 移民・関税執行局留置所に収容されている人々が、個人用防護具や良質の医療処置を与えられないことに対し抗議し、釈放を要求して、労働ストライキとハンガーストライキを行っています。カリフォニア州のユバ郡留置所の囚人グループの1人だった難民申請者ジョー・メヒアに話を聞きます。彼は、同留置所に約11ヶ月収容されていた間にハンガーストライキを主導しました。「あの場所は危険です」とメヒアは言います。「特に今は新型コロナウイルスがあり、抑留者たちにとっての死刑宣告の場です」。

  • アリゾナで重武装した国境警備隊員たちが人道支援団体「ノー・モア・デス」(No More Deaths)の医療キャンプを急襲し、30人の移民を拘束しました。移民たちの行方は現在わかっていません。灼熱のソノラ砂漠を越えて米国に入ろうとする難民たちに水と食料、医療を提供するこのキャンプへの急襲は、たった2日の間に2度行われました。「彼らがキャンプ内に入ってきた直後に最初にしたことは、ノー・モア・デスの救援職員全員を取り押さえて結束バンドで縛り、彼らの電話を奪うことでした」とノー・モア・デスで働く人道支援職員モンタナ・テムズは言います。「彼らは明らかに証人を残したくなかったのです。」ノー・モア・デスは最近、トランプ支持の反移民過激派集団である国境警備隊労働組合が、2017年の同じキャンプへの急襲を扇動していたことを明らかにする文書も公表しています。

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