連邦判事は7月6日、環境アセスメントが完了するまで「ダコタ・アクセス・パイプライン」(DAPL)を閉鎖し、パイプに残るすべての原油を空にすることを命じました。これによって、何年も抵抗を続けてきたスタンディング・ロック・スー族と全米の先住民族のリーダーたちが大きな法的勝利を手にしたことになります。「実現する夢を見たことがありますか? これは夢の実現です」と、スタンディングロック・スー族の長老で、「聖なる石のキャンプ」(Sacred Stone Camp)の創設者のラドンナ・ブレーブ・ブル・アラードは言います。2016年に同キャンプで起きた抵抗運動は、神聖な土地に石油パイプラインを建設することに抗議する何万人もの人を集めました。オジブワ族(Ojibwe)弁護士で、「ギニウ・コレクティブ」(Giniw Collective)の創設者タラ・ハウスカにも話を聞きます。
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