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2020年1月22日(水)

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  • ほぼ13時間におよぶマラソンセッションの後、米上院は、両党議員がそれぞれ所属政党により賛否がわかれる投票を行った末、トランプ大統領の弾劾裁判の進行規則が採択されました。米国史上3番目の大統領弾劾裁判となります。上院での裁判は、下院が、トランプが政敵のジョー・バイデンを調査するようウクライナに圧力をかけたとして大統領を弾劾してから1ヵ月後に始まります。進行規則では、双方が、3日間の期限内で24時間の冒頭陳述の機会を与えられます。上院はまた、下院の審理からの証拠を裁判記録として自動的に認めることに同意しました。共和党員は、裁判のこの段階で、新たな証人と文書提出の召喚を求める民主党からの11の修正動議を拒否しました。民主党は、ホワイトハウス、国務省、行政管理予算局に文書提出を求める召喚状の送付を提案していました。上院少数党院内総務であるチャック・シューマーは、21日の早朝、弾劾に関する民主党の根拠を説明しました。「トランプ大統領は、自分の利益のために外国の政治指導者を我が国の選挙に介入するよう圧力をかけ、持てる権限のすべてを使ってそれを隠蔽しようとしたことで、訴追されている」「立証されれば、大統領の行動は民主主義自体に対する犯罪だ。このように国外の力が、国の内部から我々の選挙を覆すという事態以上にひどい、民主主義の転覆を想像するのは難しい」コネチカット大学のアメリカ史の教授であり、The Slave’s Cause: A History of Abolition(『奴隷の大義:奴隷制廃止の歴史』)の著者であるマニシャ・シンハに話を聞きます。

  • トランプ大統領の弾劾裁判に至るまでの最初のマラソン討議日の後、「憲法上の権利センター」(Center for Constitutional Rights)代表のビンス・ウォレンと法務部長であるバハー・アズミーに話を聞きます。13時間にわたるセッションで、共和党が多数派の米上院が採択した、弾劾裁判の進行規則をビンス・ウォレンは「隠蔽」にほかならないと言います。進行規則では、双方が、3日間の期限内で24時間の冒頭陳述の機会を与えられます。上院はまた、下院の審理からの証拠を裁判記録として自動的に認めることに同意しました。共和党員は、裁判のこの段階で、新たな証人と文書提出の召喚を求める民主党からの11の修正動議を拒否しました。

  • 21日、CIAの拷問プログラムの「考案者」だと特定されている心理学者が、グアンタナモ湾の軍事法廷で初めて証言しました。ジェームズ・ミッチェルは、婉曲に「強化尋問技術」と呼ばれる拷問を受けた9/11米同時多発テロへの関与が問われている被告5人の公判前審問に出廷しました。ミッチェルと共同研究者であるブルース・ジェッセン博士は、CIAの最も虐待的な手口のいくつかを含む拷問方法の考案に協力し、8,100万ドルの支払いを受けました。二人にはそれ以前に、尋問の経験はありませんでした。審問でミッチェルは、弁護団に対して、9/11の遺族の前で証言するためにグアンタナモに来ただけだと述べ、また、ある時点では出廷した拷問の生存者に向かって、「あなた方は何年間も、私とジェッセン博士について偽りと悪意に満ちたことを言い続けている」と言ったと伝えられます。2014年に、ジェームズ・ミッチェルは「バイス・ニュース」(Vice News)のインタビューに答え、9/11の首謀者とされるハリド・シェイク・モハメドに対する水責めに直接関わったことを認めました。ミッチェルはまた、タイにあるCIAの機密ブラックサイトでアブ・ズべイダに水責めを行ったと報じられています。今月初め、グアンタナモの18周年を記念して、オレンジのジャンプスーツを着た抗議者たちが、ホワイトハウスの前に並びました。彼らはその後、米国の拘留施設で亡くなった人々のためにトランプインターナショナルホテル前で模擬葬儀を行いました。「憲法上の権利センター」の法務部長であるバハー・アズミーに話を聞きます。

  • ブラジルで連邦検察官が、調査報道サイト「インターセプト」の共同設立者でジャーナリストのグレン・グリーンウォルドに対して、起訴状を提出しました。告訴は、グリーンウォルドが中心となって行った、連邦検察官と元判事の間の不正行為を暴露した主要な調査に関連しています。"The Secret Brazil Archive (秘密のブラジル文書"と題され「インターセプト」と「インターセプト・ブラジル」(The Intercept Brasil)に掲載された連載記事は、大量の文書を用いて、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ前大統領を倒し、右派のジャイル・ボルソナロの大統領選勝利への道を開いた大規模な 汚職防止キャンペーン について、有罪を証明する新たな洞察を提供しました。この調査は、匿名の情報源から提供された以前は非公開だった私的なチャット、録音、ビデオ、およびその他の情報を使用して、「オペレーション・カー・ウォッシュ(洗車場作戦)」として知られる大規模な汚職事件キャンペーンを監督していた当時の判事で現法相のセルシオ・モロと他の高官の不正行為を暴露しました。21日、法務大臣はグレン・グリーンウォルドを告発し、カー・ウォッシュ作戦に関連するオンライン・チャットにアクセスしたとされる容疑者を「直接支援し、奨励し、誘導した」と主張しました。これから判事が、告発を行うかどうかを決定することになります。この動きは国際的な怒りを引き起こし、多くの人がブラジルの報道の自由への攻撃だとして非難しています。「インターセプト・ブラジル」の編集長で「インターセプト」のレポーターであるアンドリュー・フィッシュマンに話を聞きます。

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