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2020年1月14日(火)

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  • 1月第3週、ナンシー・ペロシ下院議長は早ければ1月15日に上院に2つの弾劾条項を送るとみられており、トランプ大統領の弾劾裁判に週内に進展があると期待されています。下院は2019年12月、トランプがウクライナに政敵のジョー・バイデンを調査するよう圧力をかけたことに対し、大統領を権力乱用と議会妨害で弾劾しました。ミッチ・マコーネル上院院内総務に対し上院の裁判で証人が発言することを許可するかについて投票を求める共和党上院議員の数が増えています。上院の弾劾裁判のタイミングは、2020年の大統領選に影響を与える可能性があります。3人の民主党大統領候補で上院議員のバーニー・サンダース、エリザベス・ウォーレン、エイミー・クロブシャーは、今週始まるかもしれない裁判のために選挙遊説を離れなければなりません。コリー・ブッカー上院議員は11月13日、一つには弾劾裁判に時間をとられるという理由で大統領選を離脱しました。「スレート・ドット・コム」(Slate.com)の上級編集者で、上級法務特派員、最高裁記者であるダリア・リスウィックに話を聞きます。ダリアはポッドキャスト「アミカス」(Amicus)の司会もしています。

  • カリフォルニア州オークランドでは、ホームレス状態と闘う母親のグループが子連れで空き家を占拠、ベイエリアの住宅危機に対する根本的な解決を求め、投機目的の不動産業者との争いを起こしています。この争いは、ウェストオークランドで働く母親たちが、不動産投資会社ウェッジウッド・プロパティーズが所有する空家であるマグノリア通り2928番地に移り住んだ2019年11月に始まりました。同社は母親たちが不法に私有地に居座っていると主張し、彼らを立ち退かせようとしましたが、母親たちは裁判所に行き、居住は人権であるとして「占有権」を申請しました。この母親たちは「マムズ・フォー・ハウジング」(Moms 4 Housing)と名乗っています。家を求める闘いは1月第2週、アラメダ郡の判事がウェッジウッド・プロパティーズを支持し、母親たちに占拠した家から立ち退くよう命じて頂点に達しました。しかし、「マムズ・フォー・ハウジング」は立ち退きと闘うために留まっています。1月13日夜、保安官事務所が家族を立ち退かせるためにやって来るという内部情報を受けた数百人の抗議者たちがこの家の前に集まりました。彼らの支援表明は、結局保安官による強制立ち退きを断念させました。「コミュニティ・エンパワーメントのためのカリフォルニア州民同盟」(Alliance of Californians for Community Empowerment)のオークランド支部代表であるキャロル・ファイフと、家族と一緒に占拠した家に住んでいる「マムズ・フォー・ハウジング」のメンバー、ドミニク・ウォーカーに話を聞きます。私たちのインタビューは、別の立ち退きの試みの可能性があるというニュースによって中断されました。

  • 1月第2週は、「エル・プエンテ(架け橋)」として全米に知られる、ニューヨーク市ブルックリンの若者とコミュニティのリーダーシッププログラムの創設者で長年の代表であるルイス・ガーデン・アコスタの死から1周年でした。ニューヨークを代表する人権活動家でラティーノ・コミュニティ活動家の1人として認められてきたガーデンアコスタは、2019年1月に72歳で亡くなりました。彼は神学校の学生としてカソリック教会の反戦運動に積極的に参加、その後1970年にヤングローズ党に入り、彼がまだハーバード医科大学の学生だったときに同党のマサチューセッツ支部を設立しました。彼はその後、ニューヨーク市の人種によって分けられた公立校と環境的な人種差別に対する非暴力的な直接的行動キャンペーンの先駆者として成功しました。ガーデン・アコスタは晩年、妻のフランセス・ルツェルナと共に人権活動を目的とした代替公立高校「エルプエンテ平和正義アカデミー」( El Puente Academy for Peace and Justice )を設立しました。彼が遺したものを称えるために、著名な詩人マーティン・エスパーダに話を聞きます。彼はマサチューセッツ大学アマースト校の英語教授であり、20冊以上の本の著者でもあります。彼の最新詩集のタイトルは「失敗した人たち万歳」(『Vivas to Those Who Have Failed』)です。

  • 高く評価されている詩人のマーティン・エスパーダが、2019年6月にリオグランデ川を渡って米国に入国しようとして溺死したオスカル・アルベルト・マルティネス・ラミレスと彼の生後23ヵ月の娘を追悼します。溺死したエルサルバドル人父娘の写真は米国南部の国境での人道危機に広範な怒りを引き起こし、こうした写真を報道機関が使うことの倫理についても疑問を投げかけました。エスパーダの詩Floaters(『流れ者たち』)は、彼らの死とその影響に思いをめぐらせています。

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