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2019年8月2日(金)

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  • 2016年8月、当時32歳のトニー・ティンパは(違法薬物を使用したと)助けを求めて911(緊急通報番号)に電話しました。ティンパは統合失調症とうつ病を患っており、この時には統合失調症の薬を摂取していない状態でした。電話を受けたダラス市の担当者に、ティンパは恐いと訴えていました。警察官が派遣され、その後20分のうちにティンパは亡くなりました。ダラス市は過去3年にわたり、警察官が着装するボディカメラを公開して何が起こったかを知ろうとする動きを妨害してきましたが、長期にわたる法廷闘争の末、今週ついにその映像が公開されました。そのショッキングな映像には、ティンパがすでに私設警備員に手錠をかけられているところに警察が到着するという場面もあります。映像の中で、ティンパは繰り返し死にそうだと訴えていました。警官たちはティンパが死んだときに嘲笑していました。トニー・ティンパの家族を代理する弁護士ジェフ・ヘンリーに話を聞きます。ヘンリー弁護士はダラス市警察について、「彼らはこの件のような悲劇を防ぐために現場対応部門に予算をつぎ込もうとしない」と言います。「彼らの行動を変えさせるには、彼らの財布を直撃しなければいけません」。

  • 民主党の大統領候補の間で依然として大きく意見が分かれるのが、医療保険未加入者ないし不完全加入の数千万の米国人を、どのようにしてカバーするのかです。バーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォーレン上院議員は、民間医療保険を廃止し、現行のメディケア(65歳以上の高齢者と障害者を対象とした公的医療保険制度)の対象をすべての国民に拡大する「メディケア・フォア・オール」体制の確立を強く提案しています。この二人に対抗する他の候補者たちは、様々な別の形の、より漸進的なアプローチを推奨しました。直近の候補者討論会の第一日目、サンダース候補は、メディケアとメディケイド(低所得者に対する公的医療保険制度)創設50周年を迎えたことに言及して、米国は以前にも何百万もの国民に医療保険を提供する大胆なアクションを起こした実績があると指摘しました。ラトガース大学カムデン校の名誉教授でアメリカ医学史の専門家ジャネット・ゴールデンと、元民間医療保険会社重役のウェンデル・ポッターに話を聞きます。

  • 先週、ヨーロッパ各地で最高気温の記録を更新させた大規模なヒートドームは、グリーンランド上空に居座っており、この広大な土地の気温を通常より華氏で30度も上昇させました。7月中に、グリーンランドの氷床は1970億トンの氷を消失しました。これはオリンピックのスイミングプール8000万個分に相当します。1日(木曜)に世界気象機関が、今年の7月は人類史上最も暖かい月だと発表しました。その前月の6月も記録に残っている中で最も暑い6月であり、大気中の二酸化炭素レベルは今年になって過去最高の415ppmに達しています。デンマーク・グリーンランド地質調査所の氷河学者ジェイソン・ボックス教授に話を聞きます。

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