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2019年12月2日(月)

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  • イラクでは1日、議会がアーディル・アブドゥルマフディー首相の辞任を承認しました。しかし翌日も反政府抗議が続いています。バグダッドのタハリール広場では11月30日、首相が辞任の意向を表明する一方で新内閣発足まで暫定的に現在の地位に留まるとしたことをうけ、抗議の花火が上がりました。辞任表明の2日前、南部ナシリヤとナジャフで少なくとも44名が治安部隊によって殺害され、27日夜にはナジャフのイラン領事館が焼打ちに遭いました。流血の事態となった弾圧をうけてシーア派最高権威で精神的指導者アリー・シスタニ師は、首相への信任を取り消すことをイラク議会に要請、暴力の継続はイラクに内戦をもたらしかねないと警告しました。イラクでは10月に広範な地域で反政府デモが始まって以来、これまでに400人以上の抗議者が殺害され、1万5千人以上が負傷しています。ガーディアン紙の通信員でイラク人ジャーナリストのガイス・アブドゥル=アハド、バグダード出身の詩人、小説家、翻訳者、学者であるシナン・アントゥーンから詳しく聞きます。

  • 10日後に迫ったイギリスの総選挙は、EU離脱だけでなく同国の将来にも大きな影響をもたらすとみられます。有権者は著しく異なる二人の候補者のどちらかに投票することになります。右派の保守党党首ボリス・ジョンソンと左派の労働党党首ジェレミー・コービンです。コービンは最近、大胆な選挙公約を発表し、イギリスの改革と公共セクターの再生を約束しました。教育と医療支出の増加とインフラ投資のために富裕層に対する1000億ドル規模の増税を提案しています。著名な活動家、映画製作者、作家、「ニューレフト・レビュー」編集者でもあるタリク・アリから詳しく聞きます。アリは、保守党は「極右に乗っ取られ」、コービンの労働党は「大胆な社会民主主義的プログラムを推進している」と言います。

  • 歴史家であり活動家であるタリク・アリが、チリ、コロンビア、イラクそしてレバノンなど、世界各地で起こっている抗議活動について話します。「こうした抗議活動は極めて重要です。新しい世代が政治機構から完全に疎外されていることを露わにするからです」とアリは話しています。

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