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2019年11月26日(火)

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  • イスラエル政府は11月25日、ヒューマン・ライツ・ウォッチのイスラエル・パレスチナ支部代表オマール・シャキールを国外追放しました。同団体は、この措置によってイスラエルは権威主義的国家の「醜いクラブ」に仲間入りしたと述べました。イスラエルはシャキールが、パレスチナ人への処遇をめぐりイスラエルに圧力をかけることを目的とした非暴力の世界的な運動「ボイコット、投資撤収、制裁」運動(BDS運動)を支援したとして非難しました。2017年に制定されたイスラエルの法律では、BDS運動を公的に支援する外国人がイスラエルに入国することを禁じています。ストックホルムからオマール・シャキールに、彼の最近の追放と、イスラエルによる組織的なパレスチナ人への抑圧に関して欧州議会に申し立てる彼の計画について聞きます。「 ヒューマン・ライツ・ウォッチ のイスラエルとパレスチナ占領地へのアクセスを禁じようとするイスラエル政府による努力はもう2年半続いています」と、彼は言います。

  • イラクでは10月初旬に反政府抗議デモが始まって以来340人以上が死亡し、1万5000人以上のイラク人が負傷してしています。バスラとナーシリーヤの2つの都市では11月25日、タイヤが燃やされ、主要道路と橋が遮断されました。バグダッドと他の都市では11月第3週末、治安部隊が一般市民に発砲しました。デモ隊は汚職と仕事不足、きれいな水と電気を含む基本サービスについて抗議しています。バグダッドでは多くの大学生たちがデモに参加しています。イラクでの抗議について、イラク人の詩人、小説家、翻訳家、学者のシナン・アントゥーンにさらに詳しく話を聞きます。彼はバグダッドで生まれ育ちました。彼の最新小説の題名はThe Book of Collateral Damage(『巻き添え被害についての本』)です。「本当に重要なことは、2003年に米国によって制度化されてしまった宗教的分断の言説を越える、イラク人としてのアイデンティティとイラク・ナショナリズムの新たな思想を取り戻すことです」と、アントゥーンは言います。

  • 全米中の文学界の名士と社会的指導者たちが11月21日、米国で最も影響力のある作家の1人トニ・モリソンを追悼するためにニューヨーク、マンハッタンのセント・ジョン・ザ・ディバイン大聖堂に集まりました。彼女は2019年8月、肺炎の合併症のために88歳で亡くなりました。モリソンは1993年、アフリカ系米国人の女性として始めてのノーベル文学賞受賞者となりました。モリソンは1988年に彼女の代表作のひとつ『ビラヴド 愛されし者』でピュリッツァー賞も受賞しています。モリソンの著作の多くは、米国における黒人女性の経験に焦点を当て、彼女の執筆スタイルは、黒人の口頭伝承のリズムを尊重していました。オバマ大統領は2012年、モリソンに大統領自由勲章を叙勲しました。11月21日当日は、タナハシ・コーツ、エドウィージ・ダンティカ、オプラ・ウィンフリーらが、トニ・モリソンの人生と功績について話しました。オプラの追悼演説を放送します。

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