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2019年8月12日(月)

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  • ジェフリー・エプスタインが死亡しました。トランプ大統領やビル・クリントン元大統領ら著名人と交友関係にあり一連の性的人身売買で告発されていたエプスタインが、10日朝マンハッタンの拘置所の独房で死んでいるのを発見されました。当局は首つり自殺としています。エプスタインは7月に首にあざのついた状態で意識不明で発見された後、自殺防止の監視下に置かれていましたが、監視は死の11日前に解かれていました。エプスタインは、未成年の少女たちをマンハッタンの自分の邸宅に誘い込み、性的人身売買を行っていた疑いで逮捕され、7月から拘束されていました。最年少の被害者は14歳でした。エプスタインの死が確認されたのは、数百ページの裁判資料が公表されてから24時間足らずでした。この資料は、元従業員による証言や性的虐待の新しい詳細を明らかにするもので、多くの著名人が登場しています。資料に名を連ねた男性には、元ニューメキシコ州知事のビル・リチャードソン、元上院議員のジョージ・ミッチェル、ハーバード・ロースクール教授アラン・ダーショウィッツ、英国のアンドルー王子らが含まれています。エプスタインの連邦刑事訴訟は終了する見通しですが、検察は引き続き共犯者らの罪を問うことができます。多額の不動産をめぐる民事訴訟も続くとみられます。マイアミ・ヘラルド紙の調査担当シニアエディターのケーシー・フランクに話を利きます。同紙による昨年11月の一連の報道は、エプスタインをめぐる事件の再調査に道を切り開きました。

  • 警察の暴力に抗議し民主主義を擁護する抗議者数千人が詰めかけ混乱に陥った香港国際空港では12日(月)、すべての出発便がキャンセルされました。警察のさらなる行動を恐れた抗議者の多くは最終的に空港を後にしましたが、数百人が残っています。今回の事態は、先週末に起きた警察とデモ隊の激しい衝突に続くものです。対立が激化したのは11日夜、機動隊が地下鉄の駅構内で催涙ガスを発射する様子や、こん棒で抗議者を殴打する場面が撮影された後でした。中国政府はデモ隊への批判を強めており、デモ隊の行動に「テロ」の兆候が見られると政府高官が発言しました。香港で何百万人が抗議デモに繰り出してから10週間がたちました。デモ隊の要求は、香港から中国本土への刑事犯引き渡しを可能とする引き渡し条例修正案の撤回です。デモ隊の要求にはすぐに、香港のリーダーの林鄭月娥(キャリー・ラム)の辞任、デモ隊に対する警察暴力の独立調査、さらなる独立に向けた改革も加わりました。ビジネスニュースサイト「クオーツ」の記者で2カ月以上にわたってデモ活動を取材しているメアリー・ホイに話を聞きます。

  • モスクワでは10日、ここ数年で最大となる6万人の抗議集会が行われました。抗議活動は正式に許可されていましたが、モスクワでは数十人が逮捕され、ロシア各地でもさらに数十人が逮捕されました。10日の抗議は、9月に予定されているモスクワ市議会選挙に反体制派候補が出馬するのを封じる最近の動きを非難するために組織されました。ニュースクール大学の国際関係教授、ニーナ・フルシチョワに話を聞きます。フルシチョワはIn Putin’s Footsteps: Searching for the Soul of an Empire Across Russia’s Eleven Time Zones(『プーチンの足跡:12の時間帯にまたがるロシアで帝国の魂を探して』)の共著者です。

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