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2019年6月12日(水)

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  • ニューヨークでは、州議会議員が賃貸者に過去4半世紀において最強の保護をもたらす法案で合意に達したとの発表を受け、居住の権利活動家は喜びにわきたっています。この合意は、現行の家賃規制法が今週末に期限切れを迎える数日前に達成されました。これにより、アパートの家賃が一定限度を超えると家賃の値上げ規制を解除することを家主に許可し、また家賃が規制されているアパートでも改装をすれば家賃を上げることができた現行法は、廃止されます。議員たちが合意にいたったいきさつを、デモクラシー・ナウの共同ホスト、フアン・ゴンザレスが説明します。同様な立法の試みは全米各地数カ所で行われており、州内の市や町などの地方自治体がもつ家賃規制に関する権限を拡大し、アフォーダブル住宅[収入に応じた適正な家賃や価格の住宅]の供給を増加させることが期待されています。

  • ブラジルで、政治危機が高まっています。調査報道サイト『インターセプト』(The Intercept)ルーラ前ブラジル大統領(ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ)の実刑判決に判事が一役買い、ルーラの労働者党の大統領再選を阻止する企てとして、汚職事件を担当していた連邦検察官を支援したと同サイトが暴露したのです。同サイトが入手したブラジルの法執行機関の当局者たちの携帯メッセージのリークやその他のデータは、セルジオ・モロ判事と、「オペレーション・カー・ウォッシュ〔洗車場作戦〕」と呼ばれる大規模な汚職事件の捜査を担当していた検察官らが[憲法で禁止されている]協力関係にあったことを示しています。ルーラ前大統領は2018年の大統領選挙の前哨戦で人気を保っているとみられていましたが、多くの人がでっち上げと呼ぶ汚職事件で刑務所に送られ、大統領選挙戦からの離脱を余儀なくされました。このリーク文書はまた、検察官がルーラの有罪に関して強い疑問を抱いていたことも明らかにしました。ルーラの投獄により、極右で元軍人のジャイール・ボルソナロの大統領選挙勝利の道が開かれました。ボルソナロは大統領就任後、セルジオ・モロ判事を法務大臣に指名しました。『インターセプト』のピューリッツァー賞受賞ジャーナリストであるグレン・グリーンウォルドから最新情報を聞きます。彼の報道の裏付けとなったのは、「オペレーション・カー・ウォッシュ」を背後で操った検察チームの、膨大な量の内部文書と検察官同士の私的な会話です。

  • 全米で52,000人の移民が収監されている営利刑務所の劣悪な実態を見ていきます。トランプ政権下で少なくとも24人の移民が、入国税関管理局(ICE)の収監施設で死亡し、少なくとも4人が釈放直後に死亡しています。国土安全保障省の総括監察官が自ら、拘留中の移民が腐敗した食べ物、ひどい過密、不適切な医療、故障して溢れるトイレに苦しめられているようすを明らかにしています。これとは別に、最近書かれた別の報告書は、テキサス州エルパソにある国境警備隊の移民収容施設の「危険な過密状態」を指摘しています。そんな中、トランプ政権は、約1400人の移民の子どもをオクラホマ州のフォート・シル陸軍基地に収容する計画であると発表しました。第二次大戦中、日系アリカ人の強制収容に使われた場所です。調査報道センター(The Center for Investigative Reporting)のウェッブサイト「リビール(Reveal)」の移民問題記者で、これらの施設で移民と話したアウラ・ボガードから最新情報を聞きます。

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