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2019年3月6日(水)

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  • 100人を超える民主党議員が、連邦政府資金による皆保険制度(メディケア・フォー・オール)システムを設立し米国の医療制度を劇的に刷新する新しい下院法案を共同提案しています。この法案提出の背景には、3000万人もの米国市民が健康保険に加入しておらず、さらに数千万人もが十分な保険に入っていないか、保険料を払うのに苦労している現状があります。ワシントン州選出の民主党下院議員で、3月第1週にこの法案を発表したプラミア・ジャヤパルに話を聞きます。

  • 米国のイスラエルとの関係について、ミネソタ州選出イルハン・オマル下院議員が最近のコメントで疑問を呈したことへの反発として、下院議長のナンシー・ペロシをはじめとする民主党指導部は、3月第2週、反ユダヤ主義を非難する法案を下院に提出すると予想されます。それに対する批判を受けて、民主党指導部は法案に反イスラム教的偏見を非難する言葉も付け加えました。「最初の女性イスラム教徒が、議員として正当性をもって対イスラエル 外交政策を問いただす権利を我々は擁護する、ということを確認していきたいのです」と語るジャヤパル議員に、引き続き話を聞きます。

  • 議会はトランプ大統領による司法妨害や汚職その他の犯罪、および職権乱用の可能性について検証をしていますが、下院司法委員会は4日、大統領と彼の事業および彼の支援者たちに対する広範囲にわたる捜査を開始しました。 司法委員会は少なくとも81人の個人または団体に関連文書を請求、それへの回答期限は3月18日となっています。リストには大統領の二人の息子、ドナルド・トランプ・ジュニアとエリック・トランプ、娘婿で上級顧問のジャレッド・クシュナー、ウィキリークス、アメリカン・メディア・インクのCEOデビッド・ペッカー、司法省、連邦捜査局、トランプの慈善団体と民間警備会社ブラックウォーターの創設者エリック・プリンスが含まれています。プリンスは、教育長官のベッツィ・デボスの弟でもあります。下院司法委員会の委員を務めるプラミア・ジャヤパル議員に話を聞きます。

  • 米上院は、米南部メキシコ国境に沿って壁を建設するというトランプ大統領の国家緊急事態宣言を覆す決議をすると見られていますが、歴史家グレッグ・グランディンに、彼の新しい本The End of the Myth: From the Frontier to the Border Wall in the Mind of America(『神話の終わり:開拓精神から国境の壁へ』)について話を聞きます。グランディンはこの本の中で次のように書いています、「壁は建設されるかもしれないし、建設されないかもしれない。しかし、たとえそれが議会とホワイトハウスの間の絶え間ない交渉の駒として、予算の話だけの幻影に終わるとしても、合衆国の南部国境に沿って走る長さ2万マイル、高さ30フィートのコンクリートと鋼の帯の約束だけで目的は十分に果たされるのだ。それはアメリカの新しい神話であり、 開拓神話終焉の記念碑となるだろう。かつて歴史を逃れた、あるいは少なくとも歴史を飛び越えたと信じていた国家が、いまや歴史の罠にはまり、かつて自分達は 未来への先導者だと自負していた国民は、今や過去の囚人となってしまった。壁の約束はその象徴だ。」グレッグ・グランディンはニューヨーク大学の教授であり、ピューリッツァー賞の最終候補にもなりました。

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