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2018年8月17日(金)

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  • 「ソウルの女王」アレサ・フランクリンが8月16日にデトロイトの自宅で亡くなりました。76歳でした。フランクリンは数十年にわたりジャンルを超えた米国最高の歌手として尊敬され、ソウル・ミュージックの誕生に貢献し米国の音楽の伝統を書き換えました。1987年、フランクリンはロックの殿堂入りした初の女性となりました。フランクリンはビルボード・トップ100にチャート入りした曲数の最多記録を40年間にわたり保持していました。ローリングストーン誌は時代を超えた偉大な歌手100人の一位に選出、彼女を「神の贈り物」と呼びました。フランクリンのヒット曲「リスペクト」は公民権運動のテーマ曲にもなり、彼女自身、同運動を陰で支えたのでした。デューク大学のマーク・アンソニー・ニール教授と、コロンビア大学のファラ・ジャスミン・グリフィン教授に話を聞きます。

  • 1970年、捏造された容疑で拘束されたアンジェラ・デイビスの保釈金支払いをアレサ・フランクリンが申し出ました。同年、フランクリンはジェット誌に「父に、私はよく分からずに行動していると言われた。父の意見は尊重するけど、私は自分の信念を貫きます。アンジェラ・デイビスは釈放されるべき。これから黒人は自由になるのです。私も(デトロイトで治安を乱した容疑で)収監された経験がありますが、自分が除外されている平穏なら乱すしかありません。投獄は最悪な経験です。米国の司法に正義があるならアンジェラは釈放されると私は信じています。私が共産主義者だからではなく、アンジェラが黒人女性で黒人の自由を求めているからそう思うのです。私には彼女の保釈金を賄う資産がありますが、それを与えてくれたのは黒人ファンです。私はそれを黒人の仲間を助けるために使いたいのです」と語りました。活動家で学者のアンジェラ・デイビスに、アレサ・フランクリンと関係について話を聞きます。

  • オーティス・レディングの「リスペクト」カバーが国際的大ヒットとなった1967年、アレサ・フランクリンは公民権運動の代弁者となりました。フランクリンは、その長期にわたる華麗なキャリアを通じ、一貫して公民権運動を支持してきました。フランクリンは1968年に暗殺されたマーティン・ルーサー・キング師の葬式でも歌いました。ジェシー・ジャクソン師によれば、フランクリンは数十年にわたり匿名で公民権運動に資金を提供してきました。ジャクソン師は「キング師が存命の頃、アレサは何度も経済的に助けてくれた……アレサはアーティストとして常に社会問題に強い興味を持ちつづけ、ただのエンターテイナーではなくインスピレーションとなる存在だった」と語っています。作家でカリフォルニア大学サンタクルーズ校教授で活動家のアンジェラ・デイビスに詳しい話を聞きます。コロンビア大学の比較英文学およびアフリカ系米国人研究教授のファラ・ジャスミン・グリフィンと、デューク大学アフリカ人・アフリカ系米国人研究を専門とするジェームズ・B・デューク記念教授マーク・アンソニー・ニールにも話を聞きます。

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