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2018年7月26日(木)

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  • トランプ政権が米・メキシコ国境で移民の子ども2500人以上を強制的に親から引き離し、全米で非難が巻き起こってから9週間になります。移民の多くは故郷のエルサルバドル、ホンジュラス、グアテマラでの暴力から逃れ亡命を希望していました。しかし、移民たちは米連邦裁判所で違法越境の罪で刑務所や勾留施設で拘束され、一部の乳児も含む、彼らの子どもたちは各地のシェルターに送られました。連邦地方裁判所の判事デイナ・サブロウが、移民の親子を再開させるよう命令を出しましたが、本日、7月26日はその期限の日です。しかし手続きは混乱を極め、当局は少なくとも900人の子どもが未だ親との再会を果たせていないと認めました。移民の親たち約463人は子どもを米国内の拘留センターに残したまま国外退去処分となりました。親たちは自らの意志で子どもを残して去ったと当局者は言っています。しかし、25日に裁判所に提出された文書によれば、多くの親は強制ないし誤解を招くような説明を受け、理解できない外国語の書類に署名、合意した内容もわからずにいると米国自由人権協会(ACLU)は主張しています。移民弁護士のオフィーリア・カルデロンと、カルロス・ガルシアに話を聞きます。二人は子どもと引き離された移民の親の弁護を無料の法的支援として引き受けており、依頼人の一部は、裁判所命令の期限である26日現在、子どもとの再会を果たせていません。

  • 移民の子ども900人以上は未だ親との再会を果たせずにいますが、本日はミシガン州フリントの小児科医モナ・ハナ=アティシャに話を聞きます。彼女は子どもたちの血液検査で鉛レベルが高かったことから、同市の飲料水が危険なレベルの鉛を含有していることを暴いたイラク系米国人医師です。ハナ=アティシャが先日出版した新著はWhat the Eyes Don’t See: A Story of Crisis, Resistance, and Hope in an American City(『目には見えなくても--米国のある町で起こった危機、抵抗そして希望の物語』)です。本日はハナ=アティシャ医師に、トランプの移民政策、イスラム教徒の入国禁止令、そして自身の家族史について話しを聞きます。

  • 米公共放送ネットワークPBSの番組『フロントライン』の新たな報道によれば、フリント市の飲料水危機による死者数はミシガン州当局が認めるよりも多い可能性があります。ミシガン州は、同市が財政緊縮目的で水源をフリント川に切り替えた後、レジオネラ症が増加し12人が死亡したことを認めています。しかしPBSの『フロントライン』によれば、フリント市では飲料水危機の間、肺炎による死亡者も急増しました。これらの死者の一部は、元々の死因がレジオネラ症だった可能性があります。2014年4月から15年10月の間、フリント市では119人が肺炎で死亡していますが、これは前年同期に比べ46パーセントの増加です。飲料水危機中、レジオネラ症の危険を市民に広めなかったことも含める容疑で当局者10人以上が刑事責任を問われています。7月25日、当時ミシガン州保健社会福祉省のトップだったニック・リオンが、過失致死の容疑で裁判にかけられるべきかの審理が裁判所で行われました。フリントの子どもたちの血液検査で鉛レベルが高かったことから、同市の飲料水が危険なレベルの鉛を含有していることを暴いた小児科医モナ・ハナ=アティシャに話を聞きます。アティシャの新著は What the Eyes Don’t See: A Story of Crisis, Resistance, and Hope in an American City(『目には見えなくても--米国のある町で起こった危機、抵抗そして希望の物語』)です。

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