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2018年5月31日(木)

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  • トランプ政権は、反イスラム・シンクタンクに上級職員として長年勤務した人物を、国家安全保障問題担当の大統領補佐官ジョン・ボルトンの首席補佐官に任命しました。この人物フレデリック・フレイツは、ボルトンがジョージ・W・ブッシュ政権の国務次官であった時期に彼のスタッフとして働いていましたが、その後シンクタンク「国家安全保障政策センター」(Center for Security Policy)に勤務していました。このシンクタンクはレーガン政権時代に国防省の職員だったフランク・ガフニーが創設した団体で、南部貧困法律センター(Southern Poverty Law Center)は、反イスラム過激派組織に指定しています。ニューヨーク誌『デイリー・インテリジェンサー』コラムの共同編集者エリック・レビッツに話を聞きます。レビッツの最新記事は”Bolton Installs Anti-Muslim Wingnut as NSC Chief of Staff”(「ボルトン 反イスラムの奇人を国家安全保障会議(NSC)の首席補佐官に採用」)というタイトルです。

  • 5月29日、イスラエルの軍艦4隻が、ガザへの海上封鎖を解こうと試みた小型船隊を阻止しました。この船隊に乗船していたのは、武器を持たない数十人の人々で、負傷したデモ参加者や海外での治療を必要としている癌患者なども含まれていました。今回の抗議活動は、国際水域で9人の活動家が死亡したトルコのマビィ・マルマラ号事件の8周年記念日に合わせて行われました。ガザからの小型船隊を組織したひとりラマダン・アル=ハエックと、イスラエル市民で「自由船隊」の一つ「アル=アウダ(帰還)」号に乗船していたゾハー・チェンバレン=レゲフに話を聞きます。この船隊は4月30日にノルウェーのベルゲン港を出航し、先日アムステルダム港に入港しました。7月にガザに到着する予定です。

  • ジャスティン・トルドー首相は、物議を醸すキンダー・モーガン社のトランス・マウンテン・パイプラインをカナダ政府が購入すると発表、先住民による抗議活動が広がり、複数の裁判が行われているにも関わらず、同パイプラインを国家予算で拡大すると約束しました。建設が実現すれば、トランス・マウンテン・パイプラインが拡大し、アルベルタのタールサンドから抽出されブリティッシュ・コロンビア海岸側に送られる石油量は3倍になります。カナダ政府は同パイプラインを約35億米ドルに相当する45億カナダドルで購入しました。この決断にはカナダの先住民ファースト・ネーションの人々および、環境保護活動家からの抗議が広がり、彼らはパイプライン拡大でアルベルタのタールサンド地域の環境汚染が悪化し、先住民コミュニティを危機にさらし、温室効果ガス放出も増えると主張しています。カナダのエドモントンより、「先住民気候アクション」(Indigenous Climate Action)エリエル・デランジェー理事長に話を聞きます。デランジェーはアサバスカ・チペワイアン・ファースト・ネーションの一員です。

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