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2018年4月9日(月)

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  • シリアで9日、シリア空軍基地が爆撃され、イスラエルのF-15戦闘機によるものと報じられました。この攻撃でイラン人を含む14人が死亡したと伝えられています。イスラエルはレバノン領空から爆撃を行ったとされています。前日には、反政府勢力の最後の砦と言われる東グータ地区ドゥーマで化学兵器を使用したとみられる攻撃があり、死者60人負傷者1000人以上が出たばかりでした。反政府勢力はアサド政権を非難していますが、シリア政府は関与を全面的に否定しています。ドゥーマでの化学兵器を使ったとみられる攻撃は、シリア政府軍がドゥーマで空と陸からの攻撃を開始した翌日でした。国際機関は事実関係の調査を進めていますが、トランプ大統領はツイッターで直接、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が関与していると非難しました。国連安全保障理事会は9日、シリア危機について緊急会合を開きます。9日は、トランプに任命されたジョン・ボルトン国家安全保障担当補佐官の就任初日にも当たります。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで調査報道サイト『インターセプト』の創設編集者の一人、グレン・グリーンウォルドに話を聞きます。

  • ブラジルでは、異論の多い汚職容疑で有罪判決を受けたルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ元大統領が12年の刑期を開始しました。ルーラは6日午後5時までの出頭命令に従わず、サンパウロの鉄鋼労働組合の建物で同夜を過ごしましたが、翌7日に警察に出頭しました。建物の外には、ルーラが出頭命令に従わないことを期待する支持者が集まりました。ルーラは出頭前、数千人の支持者と自らの労働者党の党員を前に演説しました。今年10月に予定されている大統領選の有力候補であるルーラは、収監を避けるため控訴していましたが、ブラジル最高裁は先週控訴の訴えを棄却しました。これによりルーラは事実上大統領選から排除されることになります。ルーラは元労働組合リーダーで、2003年から2010年までブラジルの大統領を務めました。在任中は数千万人のブラジル人が貧困から脱するのを助けました。支持者らは、ルーラの有罪判決はルーラの盟友ジルマ・ルセフを弾劾した2015年の右翼のクーデターの続きだと主張しています。ルセフは昨年、「クーデターの第一章は私の弾劾でした。第二章は、ルーラが来年の大統領選の候補になるのを妨げるものになるでしょう」と語っていました。リオデジャネイロから引き続き、ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで調査報道サイト『インターセプト』の創設編集者の一人であるグレン・グリーンウォルドが番組に加わります。

  • パレスチナのガザ地区で7日、パレスチナ人ジャーナリストのヤーセル・ムルタジャの葬儀が行われ、数百人がその死を悼みました。ムルタジャがイスラエル軍に射殺されたのは、イスラエルとガザの境界沿いで新たに勃発した抗議行動の取材中でした。現場の写真からは、この30歳のジャーナリストが射殺された際、「PRESS」(報道)と書かれた防弾チョッキを着ていたことがわかります。6日のガザ抗議行動に対するイスラエル軍の残忍な弾圧でムルタジャを含む少なくとも9人のパレスチナ人が殺されました。パレスチナ保健省によると、6週間にわたる非暴力デモ「帰還のための大行進」(The Great March of Return)が3月末に始まって以来、31人がイスラエル軍に殺されました。国際刑事裁判所(ICC)と国連はそろってイスラエルへの非難を強め、パレスチナとの境界におけるイスラエルの行動は国際人権規約に違反する可能性があると警告しました。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで調査報道サイト『インターセプト』の創設編集者の一人、グレン・グリーンウォルドに詳しく聞きます。

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