本日は大統領選への再立候補を表明しているブラジル元大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバの独占インタビューをお送りします。最初の話題は、先週暗殺されたリオ・デ・ジャネイロ市議で人権活動家のマリエル・フランコ(38)についてです。フランコはレズビアンの黒人女性で、ファベーラと呼ばれる貧困地区で頻発する警官による住民殺害を激しく批判したことで知られました。フランコの死は、南米最大の国ブラジルの民主主義の未来を決定づける重要な時期と重なりました。ミシェル・テメル現ブラジル大統領は2月、軍に対しリオ・デ・ジャネイロ州の警察の治安権限を引きつぐよう命令しました。「フランコは、取り残された地域の黒人が殺されていることに異議を唱え、人権を守ろうとしただけなのです」とルーラは語ります。
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています