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2018年2月5日(月)

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  • 8年前に米国とロシアの間で結ばれた長距離核兵器の保有を制限する条約が5日、目標達成期限を迎えました。オバマ大統領が署名したこの条約は新STARTと呼ばれ、かつて大きな期待が寄せられていましたが、トランプ大統領が火をつけた新たな核軍拡によって隅に追いやられた格好になっています。トランプ大統領が2日明らかにした新たな核戦略には、米国の核兵器をアップグレードするために少なくとも1兆2千億ドルを投じることが盛り込まれ、まったく新しい核兵器を開発することも含まれています。著名な核兵器反対活動家は、米国防総省の計画を「急進的」で「過激」だと非難しています。ノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長に詳しく聞きます。

  • 米下院議長のポール・ライアンは先週末、ある女性の週給が1.5ドル上がったことを挙げ、ミドルクラスの労働者が減税の大きな恩恵を受けていると宣伝しました。ライアンは3日のツイートで、「ペンシルバニア州ランカスターの公立高校のある事務員は、週給が1.5ドル上がったことを知って喜んでいる。(中略)彼女は、コストコの年会費を払ってもまだ余ると述べた」とするAP通信の記事をツィートしました。このツィートは多くの嘲笑や憤りを受け、数時間後に削除されました。マサチューセッツ大学アマースト校の経済学名誉教授で、ニュースクール大学の客員教授でもあるリチャード・ウォルフに詳しく聞きます。ウォルフには多くの著書があり、最近ではCapitalism's Crisis Deepens: Essays on the Global Economic Meltdown(『資本主義の深まる危機:世界経済メルトダウンをめぐる小論集』)を出版しています。

  • ミネアポリスで4日夜に行われた第52回スーパーボウルでは、フィラデルフィア・イーグルスがニューイングランド・ペイトリオッツを41対33で破り、スポーツ界を驚かせました。イーグルスの同タイトル獲得は初めてです。このゲームは、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)にとっての歴史的なシーズンの最後を飾るものとなりました。NFLでは今シーズン、アフリカ系米国人の選手がゲーム前の国歌斉唱中に膝をつくパフォーマンスをおこない、人種的な不公正と警察の暴力に対する抗議を繰り広げました。一方、ペイトリオッツのワイドレシーバー、ブランディン・クックスがフィールドで脳震とうを起こし、試合を離脱するということも起きています。脳への衝撃に関する新研究と抗議について、ベテラン人権活動家で「Take a Knee Nation」のオルガナイザーのメル・リーブスに話を聞きます。カリフォルニア大学バークレー校の社会学名誉教授のハリー・エドワーズにも話を聞きます。エドワーズには、出版50周年を記念して昨年再版されたThe Revolt of the Black Athlete『黒人アスリートの反乱』を含む多くの著書があります。

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