アフガニスタンでは29日早朝、「イスラム国」(IS)の武装勢力が、首都カブールの西部郊外にある軍学校を攻撃し、少なくとも兵士11人が死亡し、16人が負傷しました。アフガニスタンではこの1カ月、死傷者を出す攻撃が続発しています。カブールでは27日、タリバンが爆発物を満載した救急車で市の中心部に進入し、少なくとも死者103人、負傷者235人に達し、アフガニスタンでは29日を国家による服喪の日と宣言していました。1週間前には、タリバンの武装集団がカブールのインターコンチネンタル・ホテルで22人を殺害しています。先週には、東部の町ジャララバードの人道支援団体「セーブ・ザ・チルドレン」の事務所への攻撃で6人が殺害され、イスラム国が犯行声明を出しました。これに先立ち米国は、アフガニスタン治安部隊へ援助を増強し、タリバンおよびその他の武装集団に対する空爆を強化していました。アフガニスタンのカブールに拠点を置く24時間のニュースチャンネル「TOLOnews」のニュースディレクターを務めるロトフラ・ナジャフィザダに最新情報を聞きます。
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