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2017年7月19日(水)

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  • 共和党による医療保険改革法案が破たんするなか、上院多数党院内総務のミッチ・マコーネルは、目下は法的手続きを通して医療費負担適正化法(通称オバマケア)の無効化をはかり、代替法案の提案は、2018年の中間選挙後まで待つと表明しました。一方、単一支払者制度(政府機関が保険料を徴収して医療費を支払う皆保険制度)の支持者たちは、下院議会に対して、オバマケアの撤廃にむけた活動をやめるだけでなく、全ての人を対象にしたメディケア(現在は高齢者および障害者向けの公的医療保険制度)を保証する法案を可決するよう働きかけようと、運動の組織化を進めています。「国民健康保険制度に賛成する医師たち(Physicians for a National Health Program)」の代表であるキャロル・パリス医師に話を聞きます。彼女は17日、共和党の医療保険改革法案に反対する抗議活動の最中に逮捕されました。

  • イスラエルが課す電力制限により、ガザ地区では一日わずか4時間しか電力が供給されず、2百万の住民にとって人道的破局が生じています。2012年に世界保健機関は、ガザは2020年までに、居住に適さない場所になるだろうと警告しました。国連は、ガザの住環境の悪化は予想以上に進んでおり、現在すでに居住不可になっていると指摘しています。ガザのパレスチナ人権センター(Palestinian Centre for Human Rights)所長で、人権弁護士であるラジ・スラーニーに話を聞きます。また、近刊予定のHamas Contained: The Rise & Pacification of Palestinian Resistance (『封じ込められたハマス:パレスチナ抵抗運動の隆盛と鎮圧』の著者であるタレク・バコーニにも話を聞きます。彼は、「アル・シャバカ パレスチナ政策ネットワーク(Al-Shabaka-The Palestinian Policy Network)」の政策研究員です。

  • ジーン・モントレビルは1986年、17歳の時にグリーンカードを携えて、ハイチから米国にやって来ました。が、十代の時に犯した過ちによって、現在、国外退去の危機にあります。クラック流行の最盛時、彼はコカイン所持で刑期11年の有罪判決を受けました。釈放後、米国市民と結婚し、4人の子をもうけ、小事業主として成功するとともに、移民の権利活動家になりました。その後一度も、刑事司法制度と問題を起こすことはありませんでした。しかし、過去の有罪判決により、監視プログラムのもと、定期的に入国管理官のもとに出頭し検査を受けることを義務づけられています。2010年にジーンは、そうした定期検査時に勾留され、危うくハイチに強制移送されそうになり、本番組に登場しました。けれども同時に移送予定だったハイチ人の1人が高熱を出して、飛行が停止となり、その後、2010年にハイチ大地震が起きました。ハイチが送還不可能なまでの壊滅状態に陥ったため、ジーンは釈放されました。それ以降も、彼は定期検査に出頭し続けましたが、強制移送の脅威にさらされることはありませんでした。ところが先月、トランプ政権発足後、初めての検査に出向いたところ、事前通知もないまま、手錠をかけられて拘留され、国外退去の手続きを取られたのです。支援者たちの抗議が功を奏したらしく、入国管理当局者たちは彼を釈放しましたが、20日木曜日にジーンはまた、検査を受けねばならず、再び拘束されるのではないかと心配しています。スタジオにジーン・モントレビルと、18歳の長女、ジェナイア・ハード、そして彼の弁護士のジョシュア・バーダヴィッドを迎え話を聞きます。

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