« 前  

2017年3月24日(金)

  次 »
  • オバマケアの撤廃をめぐり、トランプ大統領とポール・ライアン下院議長、共和党の穏健派保守派双方との調整が大詰めを迎えました。共和党はこの間、保守強硬派の「フリーダム・コーカス」の譲歩を得るため、法案の書き直しを行ってきました。最新案では、妊娠時の医療、新生児医療、緊急医療、精神衛生、依存症対策など基本的なサービスの提供を保険会社に義務付けた条項が削除されました。この法案では、2026年までにオバマケアと比べ保険加入者が2400万人減少すると予測されています。民主党指導部は一致して代替案に反対してきました。代替案には、富裕層のための2750億ドル以上の税優遇措置も含まれます。ハーバード大学公衆衛生学部教授のジョン・マクドノーに話を聞きます。彼は「ロムニ―ケア」として知られる2006年のマサチューセッツ州の医療改革法可決に重要な役割を果たした「マサチューセッツ州の全市民ための医療保険」(Health Care for All in Massachusetts)の元代表です。エドワード・ケネディ上院議員の上級補佐官として医療費負担適正化法の展開と可決にも携わりました。(注 トランプ大統領は採決直前に法案を取り下げました)

  • 米連邦最高裁判事に指名されたニール・ゴーサッチの承認公聴会の終了を受け、民主党上院議員は議事妨害で任命を阻止すると明言しています。「凍えるトラック運転手」として知られる判決について見ていきます。トラック運転手のアルフォンス・マディンは、トラックの故障により凍死する危険に見舞われたため、上司の指示に従わずトレーラーを乗り捨てました。彼はそれを理由に解雇されました。マディンの不当解雇訴訟で彼の代理を務めた弁護士ロバート・フェッターに話を聞きます。

  • アル・フランケン上院議員(ミネソタ州選出)による米連邦最高裁判事候補ニール・ゴーサッチ追及の模様をお届けします。フランケン議員はいわゆる「凍えるトラック運転手」と呼ばれるアルフォンス・マディン不当解雇訴訟について、指名承認公聴会でゴーサッチを厳しく追及しました。ゴーサッチは、マディンが凍死しかかっていたとしても、上司の指示に従わず、運転していたトレーラーを乗り捨てたのだから解雇は妥当との判断を示しました。フランケン上院議員はこれについて、「運転手の選択は、凍死するか、さもなくば安全でない車を運転して第三者の命を奪ってしまう事態を避けるためでした。会社にその運転手を解雇する権利があるとするのは馬鹿げている。あなたの判断には疑問を持たざるをえない」と言いました。

  • 死刑をめぐる論争がフロリダ州で起こっています。フロリダ州オレンジ郡およびオセオーラ群で州検事を務めるアラミス・アヤラは、自分の法律事務所ではいかなる殺害事件においても死刑を求刑しない方針を発表しました。このなかには、妊娠中の元交際相手サド・ディクソンとオーランド警察官デボラ・クレイトンを殺害したマーキース・ロイドの事件も含まれます。この発表がされるとすぐ、警察組合は反発し、リック・スコット州知事はロイド訴訟の担当から外れるようアヤラに要求しました。彼女がこれを拒否すると、州知事はこの件から彼女を外して新たな担当をつける行政命令に署名しました。フロリダ州史上初のアフリカ系アメリカ人州検事のアヤラは現在、地元の政府職員からのものも含め、複数の殺害予告を受けています。全米黒人地位向上協会(NAACP)法的擁護基金の弁護士補佐アンゲル・ハリスに話を聞きます。

Syndicate content