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2017年3月8日(水)

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  • 国際女性デーに当たる本日3月8日、何千人もの女性が「女性のいない日」と称した一日ストライキを展開しています。ストライキの影響は米国ですでに表れています。バージニア州では、アレクサンドリアの公立学校システム全体が、女性300人が休暇を求めたことを受け、本日休校になりました。ノースカロライナ州チャペルヒルやニューヨーク市でもいくつかの学校が休校です。米国で「女性のストライキ」を呼びかけたのは、トランプ大統領就任後、米国史上最大の抗議活動となった「ワシントン・ウィメンズ・マーチ」を仕掛けた主催者たちです。立ち上がったのは米国の女性だけではありません。50カ国以上の女性がそれぞれの国でストライキを予定しています。「国際女性ストライキ」と名付けられたこの行動の発端となったのは、2016年10月に、ポーランドと韓国、アルゼンチン、スウェーデンで女性たちが中絶の犯罪化からフェミサイド(女性であるというジェンダーを理由に主に男性の手で犯される女性殺害)にいたるまでさまざまな問題と戦うために行ったストライキでした。パデュー大学の南アジア史准教授、ティシ・バタチャリャに詳しく聞きます。バタチャリャは、今日のストライキの米国内主催者の一人です。

  • 1月、ムスリムが多数を占める7カ国の国民と難民の米国への入国を一時的に禁止する一度目の大統領令に署名した時、トランプ大統領は、この措置は女性を守るためにも必要だと主張しました。あまり注目されませんでしたが、大統領令にはこんな一節が含まれています。「『名誉殺人』をはじめ女性に対する暴力を含め、偏見やヘイトにかられた行為を行う人物の入国を、米国は認めるわけにはいかない」。この一節から、大統領令は皮肉そのものだと見る人たちがいます。大統領令に署名をしたドナルド・トランプ、そしてこの大統領令を起草したスティーブン・バノン首席戦略官のいずれもが、過去に、女性に対する暴力で告発されているからです。NBCの番組「アクセス・ハリウッド」が収録し大統領選の選挙運動中にリークされた録画の中で、トランプが、自らの女性への性的攻撃について得意気に話し、「)自分は金持ちで有名だから)プッシー(女性の性器)を触るなんて簡単だ」と自慢したのは有名です。トランプに対しては現在、8人の女性が性的暴行やハラスメントを受けたと名乗りをあげ、告発しています。トランプだけではありません。スティーブン・バノンも1996年、家庭内暴力と暴行で訴追されました。トランプが労働長官に最初に指名したファストフード大手のCEO、アンドリュー・パズダーもまた、元妻から家庭内暴力で告発されました。パズダーの元妻はテレビ番組『オプラ』に匿名で出演し、家庭内暴力について話したことがあります。『ヴァギナ・モノローグ』の著者で劇作家のイヴ・エンスラーと女性への暴力反対運動「Vデー」コンゴ代表のクリスティン・シュラー・デシュライバーの二人に最近行ったインタビューをお聞きください。

  • 高い評価を得ているバンド「ハレイ・フォー・ザ・リフ・ラフ」のリーダー、アリンダ・セガーラは17歳の時、ブロンクスの家を出て、貨物列車に飛び乗り旅を始めました。ニューオーリンズにたどり着いたセガーラは、この地でバンジョーの演奏を学びました。セガーラの率いるバンドはここ10年で、現代フォーク音楽で最も人気のあるバンドの一つとなっています。音楽誌『アメリカン・ソングライター』は2014年、セガーラの曲「The Body Electric(ボディ・エレクトリック)」を同年のベストソングに選出し、公共ラジオ局NPRはこの曲を、2014年を代表する政治フォークソングに選びました。ハレイ・フォー・ザ・リフ・ラフは新アルバムThe Navigator(『ナビゲーター』)を今週リリースします。アリンダ・セガーラに詳しく聞きます。

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