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2017年12月5日(火)

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  • 米連邦最高裁判所は12月4日、ドナルド大統領が一番最近出した入国禁止令に対し、複数の下級裁判所において法的な異議申し立てが継続中でも施行できるとし、彼に勝利を手渡しました。トランプ政権はこれで、8ヵ国からの入国に関する新たな制限を完全に施行できます。そのうち6ヵ国はイスラム教徒の国民が大半を占める国です。この規制は、イラン、リビヤ、シリア、イエメン、ソマリア、チャド、北朝鮮のほぼすべての市民とベネズエラの一部の人々の米国入国を禁じるものです。アメリカ自由人権協会の弁護士リー・ジェラントに話を聞きます。彼はトランプの入国禁止令に対して最初の異議申し立てを行い、その結果全米で差し止め命令が出ることとなりました。

  • 5つのアメリカ先住民の部族が、ドナルド・トランプ大統領、ライアン・ジンキ内務長官、トランプ政権の他の何人かのメンバーに対する、彼らが言うところの歴史的な訴訟を共同で起こしました。トランプが12月5日にユタ州を訪れ、採鉱、伐採、掘削およびその他の資源採取のため、連邦政府の保護所有地を解放する計画を発表したわずか数時間後にこの行動がとられました。このトランプの計画のためには、130万エーカーのベアーズ・イヤーズ国定公園を80%以上縮小し、2つの別々の地域に分けることが必要となります。トランプはユタ州の190万エーカーのグランド・ステアーケース=エスカランテ国定公園を50%縮小するかもしれません。ベアーズ・イヤーズ国定公園は2016年に当時の大統領バラク・オバマによって指定されました。一方、ビル・クリントン元大統領が1996年、グランド・ステアーケース=エスカランテ国定公園を指定しました。こうした国定公園は、神聖な場所や遺物、歴史的な対象物を保護することを目的とした法律で、1世紀前に制定された「遺跡保存法」(Antiquities Act)によって指定されたものです。ユートマウンテンユート部族のメンバーで、「ベアーズ・イヤーズ部族間連合」(Bears Ears Inter-Tribal Coalition)の元共同議長であるレジーナ・ロペス=ホワイトスカンクと、「自然資源防衛協議会」(Natural Resources Defense Council)の戦略的対応部長であるボブ・ディーンズに話を聞きます。

  • 米国の訓練を受けた精鋭部隊を含む、ホンジュラスの首都テグシガルパの国家警察は12月4日夜、夜間外出禁止令の強制執行を拒否しました。同国では争点となっている選挙における不正疑惑に対する数日間の抗議運動が起こり、現職のフアン・オルランド・エルナンデス大統領によってこの夜間外出禁止令が発令されていました。国家警察によるこの動きに先立ち、テグシガルパでは12月1日、ホンジュラスの治安部隊による抗議集団への発砲で3人が死亡しています。この11月最後の週に起きた抗議運動は、政府が管理する選挙委員会が11月26日の選挙の集計を中断したことがきっかけとなりました。中断は野党候補のサルバドル・ナスララが5%以上優勢であるという結果を受けてのものです。同委員会は現在、不審な投票を再集計した結果、42.98%対41.39%でエルナンデスがナスララより優勢と述べています。一方、ナスララと複数の国際監視団は、エルナンデス大統領によって管理されているホンジュラス選挙委員会に対して再集計を実行するよう求めています。受賞歴のある調査報道ジャーナリストであるアラン・ネアンと、ホンジュラスを拠点とする記者サラ・キノシアン、そしてイリノイ州第9地区選出の連邦議員ジャン・シャコウスキーに話を聞きます。ニューヨークタイムズ紙に掲載された彼女の論説の題名はThe Honduran Candidate(『ホンジュラスの候補者』)です。

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