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2017年12月4日(月)

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  • 米上院は2日午前、税改革法案を賛成51、反対49で可決しました。約500ページにのぼるこの共和党上院案は、税だけでなく医療や国内支出、石油や天然ガスの採掘にも影響を与える内容となっています。減税規模は約1.5兆ドルにのぼります。最大の恩恵を受けるのは、大企業とトランプ大統領とその家族を含む米国の最富裕層です。この法案によって今後10年間で新たに加わる連邦赤字は1.4兆ドルにのぼる見通しです。民主党議員はすべて反対に回りましたが、共和党で反対したのはボブ・コーカー議員(テネシー州選出)だけでした。ミネソタ州選出民主党下院議員のキース・エリソンに話を聞きます。エリソンは米国で最初のイスラム教徒の議員です。民主党全国委員会の副議長も務めています。

  • ワシントンでは、性的嫌がらせや望まない性的接触を行ったとして複数の女性から非難されているジョン・コンヤーズ民主党下院議員とアル・フランケン民主党上院議員の二人が辞任要求に直面しています。退役軍人のステファニー・ケンプリンは、2003年の米軍慰問協会(USO)の活動でフランケンと二人で写真を撮られた際、フランケンに胸の上に手を置かれ、フランケンはその手をどけようとしなかったと語っています。またラジオアナウンサーのリーアン・トウィーデンは、2006年にUSOの慰問活動から戻る機内で撮影された、眠っているトウィーデンの胸を防護服の上からつかもうとしてみせるフランケンの写真を公開しました。一方、コンヤーズ議員は、複数の女性から、性的な嫌がらせや望まない接触をしたと非難されていますが、これを否定しています。告発者の一人であるマリオン・ブラウンによると、コンヤーズは2005年にシカゴのホテルの部屋にブラウンを招き、下着姿で現れた上、ブラウンに性的に接触するよう求めたといいます。ブラウンはこれを拒否し、そのために自分は解雇されたと語っています。ミネソタ州選出の民主党下院議員のキース・エリソンに話を聞きます。

  • ホンジュラスでは3日、数万人の抗議者がデモのために街に繰り出し、選挙であったとされる不正を糾弾、野党大統領候補のサルバドル・ナスララに支持を示しました。選挙管理委員会は先週、開票を一時停止しましたが、それは現職のフアン・オルランド・エルナンデスが、反独裁同盟(Alliance Against the Dictatorship)を率いる対立候補のサルバドル・ナスララに差をつけられている最中でした。エルナンデス政権は2日、憲法上の権利を差し止め、軍隊を出動して夜間外出禁止令を発令しました。ミネソタ州選出の民主党下院議員のキース・エリソンに詳しく聞きます。

  • ホンジュラスではこの週末、治安部隊がデモ隊に発砲し、少なくとも3人を殺害、数十人を負傷させ、緊張が高まっています。3日には、不正選挙は野党候補サルバドル・ナスララに対するクーデターだとして、数万人が抗議のために街に繰り出しました。抗議者らは、親米派の現大統領フアン・オルランド・エルナンデスに有利となるよう選挙を不正操作したとして、選挙管理委員会を非難しています。ホンジュラスの人権活動家で「ホンジュラス失踪者家族委員会」(Committee of Relatives of the Disappeared in Honduras)の創設者の一人のセナイダ・ベラスケスに話を聞きます。また「La Voz de los de Abajo(下からの声)」のメンバーで「ホンジュラス連帯ネットワーク」(Honduras Solidarity Network)の創設者の一人であるマット・ギンズバーグ=ジャケルにも話を聞きます。ギンズバーグ=ジャケルは、人権監視団のリーダーとして1週間以上にわたってホンジュラスに滞在しています。

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