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2017年11月10日(金)

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  • アジア5カ国の歴訪を続ける ドナルド・トランプ大統領は、本日10日アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議出席のためベトナムに到着しました。9日には、北朝鮮に核兵器を放棄させるためにロシアの助けが必要だと語っています。韓国では非武装地帯(DMZ)の訪問を試みましたが、悪天候のため彼を載せたヘリコプター部隊は引き返しました。韓国の首都ソウルではトランプの訪問に反対するデモがありました。ソウルから帰国したばかりのブルース・カミングス教授に話を聞きます。彼はシカゴ大学の歴史学教授を務めており、『現代朝鮮の歴史――世界のなかの朝鮮』をはじめ朝鮮半島に関する著書を多数出版しています。

  • ドナルド・トランプ大統領のアジア5カ国歴訪の最終日程はフィリピン訪問です。会談予定のロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、異論の多い「麻薬戦争」の指揮を取っています。2016年にドゥテルテが選出されて以来、7000人以上の人が警官や自警団員によって超法規的措置で殺害されています。人権団体による強い非難を尻目に、ドゥテルテはホワイトハウスから招待を受け、トランプ大統領の後ろ盾を得ました。ヒューマン・ライツ・ウオッチは、「トランプは今後の殺人に関して道義の共犯者となる」と、この招待を激しく非難しました。ドゥテルテの「麻薬戦争」を記録している受賞経験のあるフォトジャーナリストのラフィー・レルマに話を聞きます。彼は自身の作品とフィリピンの現状について語り、トランプがこの壊滅的な危機に立ち向かうことを願っていると話しています。

  • デモクラシー・ナウ!はドイツのボンで開催される国連気候変動会議の取材に向けて、350.orgのビル・マッキベンに話を聞きます。トランプ大統領は、2015年に合意された画期的なパリ協定から米国を離脱させると公言していますが、米国からも複数の代表団が参加する予定です。トランプ政権は、国連気候変動会議のプレゼンテーションの中で石炭、ガス、原子力を推進するスタッフを派遣します。一方で、米国の都市、企業、大学、宗教団体などが提携して、国連気候変動会議の会場の外側に2500㎡の展示テントを設営し、「私たちはまだ参加しています」と呼びかけています。米国の広範な地域が、いまも2015年のパリ協定を守り抜く決意であることを他国に認めてもらおうとする取り組みです。マッキベンは新たに出版された処女小説Radio Free Vermont: A Fable of Resistance(『ラジオ・フリー・バーモント:レジスタンスの寓話』)についても話ます。

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