« 前  

2017年9月1日(金)

  次 »
  • 上陸時の勢力が「カテゴリー4」だったハリケーン「ハービー」は、ルイジアナ州からミシシッピ州にかけて勢力を弱め、熱帯低気圧になりました。テキサス州によると、このハリケーンにより少なくとも44人が死亡、10万戸近い家屋が洪水により損壊しました。こうしたなか、ヒューストン北東約25マイルのクロスビーにある化学工場が先月31日、2度にわたる爆発を起こしました。この工場は揮発性の高い有機過酸化物の製造工場で、少なくとも郡保安官代理10人が工場から出た煙を吸って病院に搬送されました。冷却システムの主電源と非常用電源がともに失われたため、当局はすでに工場から半径1.5マイル内の住民を避難させていました。ハリス郡保安官のエド・ゴンザレスは早朝の記者会見で、工場で起きたのは爆発ではなく「破裂」であり、噴煙は破裂に伴うものだと主張しました。しかしブロック・ロング連邦緊急事態管理庁(FEMA)長官は、工場から排出された化学プルームは「非常に危険なもの」と述べています。ヒューストン・クロニクル紙のマット・デンプシー記者に話を聞きます。デンプシーは工場内の貯蔵物について化学企業アルケマ社に質問し、化学産業における規制失敗に関して一連の調査報道「化学崩壊」を発表しています。

  • ハリケーン「ハービー」で洪水に見舞われた後、先月31日に2回の爆発を起こしたテキサス州クロスビーのアルケマ社の化学工場は、さらに6回にわたる爆破を起こした可能性があります。新しい調査が明らかにしたところによると、同社は連邦政府の監督機関に圧力をかけて、化学工場の安全手順の改善を目的とした新規制を遅らせることに成功していました。また化学業界から10万ドルを超す選挙資金を寄付されたケン・パクストン州司法長官が、工場の新たな安全規制に強く反対していたことも調査で明らかになりました。インターナショナル・ビジネス・タイムズの調査編集主任を務めるデイビッド・シロタに話を聞きます。記事は"Texas Republicans Helped Chemical Plant That Exploded Lobby Against Safety Rules"(『テキサス州共和党員は化学企業の安全規則に反対するロビイストの増加を助けた』)です。「パブリック・シチズン」のオルガナイザーでヒューストン在住のステファニー・トーマス、およびヒューストン・クロニクル紙のデータ分析記者で化学産業における規制失敗について一連の調査報道「化学崩壊」を発表したマット・デンプシーにも聞きます。

  • 化石燃料業界と人為的要因による気候変動に異議を申し立てる環境活動家への企業弾圧について考えます。ダコタ・アクセス・パイプラインを所有するエナジー・トランスファー・パートナーズ社は、「エコ・テロリズム」を扇動しているとして、グリーンピース・インターナショナルとその他の環境団体を提訴しました。グリーンピースUSA事務局長アニー・レナードと「オナー・ジ・アース」(Honor the Earth)全国キャンペーン責任者タラ・ホウスカに話を聞きます。彼女はカウチチング先住民地区(カナダ)のオジブワ族出身です。

Syndicate content