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2017年1月11日(水)

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  • 10日、ドナルド・トランプ次期大統領から米国司法長官の指名を受けたアラバマ州選出の共和党上院議員ジェフ・セッションズが、上院司法委員会で 9 時間以上にわたる証言を行いました。証言でセッションズは、自分は人種差別主義者ではないとし、トランプのきわめて極端な公約から一線を画そうと試みました。質問は、抗議者たちがあげる「トランプはいらない!クー・クラックス・クラン(KKK)はいらない!米国にファシストはいらない!」という声に度々中断させられました。セッションズは以前、移民に米国の市民権を与える道を提供する立法に反対し、憲法が米国で生まれた誰にでも市民権を保証することに疑問を呈し、同性間の結婚は米国文化への脅威だと公言したことがあります。さらに「女性に対する暴力防止法(VAWA)」の再承認に反対票を投じ、投票権法に反対し、人種差別的なコメントを行っています。イリノイ州選出の民主党下院議員でヒスパニック議員連盟移民対策本部共同議長のルイス・グティエレスと、全米黒人地位向上協会(NAACP)ノースカロライナ支部代表で「モラル・マンデー運動」(Moral Monday)指導者のウィリアム・バーバー牧師から話を聞きます。

  • ルイス・グティエレス民主党選出下院議員から、ドナルド・トランプの就任式に参列せず、代わりに就任式の翌日に行われる「女性のワシントン大行進」に参加するのはなぜか、理由を聞きます。「女性への攻撃は、我々全員への攻撃です。ですから、団結の必要があります。女性の勝利は我々全員の勝利なのです」と、グティエレスは言います。グティエレスは、下院司法委員会の会員で、ヒスパニック議員連盟移民対策本部の共同議長です。

  • 10 日夜、オバマ大統領はシカゴのマコーミック・プレース・コンベンションセンターで最後の演説を行いました。演説でオバマが強調した主要な功績について、 オバマの地元シカゴ出身のルイス・グティエレス下院議員の感想を聞きます。「ヘルスケアは重要です。ヘルスケアは政治的権利ではなく、必要最小限の基本的な人権です。2 千万人以上の人達がヘルスケアの恩恵を受けることになりました。皮肉なことに、それまでヘルスケアの恩恵を得られなかった地方の多数の白人米国人がオバマケアの主要な受益者でした。ですから、よくやったとうれしく思います。もっとやれることがあったでしょうか?移民制度の改革は?絶対、可能なことでした」とグティレスは言います。

  • ルイス・グティエレス下院議員は、プエルトリコ独立運動の活動家オスカー・ロペス・リベラに恩赦を与えるようオバマ大統領に働きかけていますが、今のところさしたる反応はないと言います。ロペス・リベラは 35 年間あまり収監されていて、その多くは独房で過ごしています。ロペス・リベラは、1981 年に米国のプエルトリコ支配に武力で反対する扇動共謀に関わったなどの容疑で連邦裁判所から有罪判決を受けました。プエルトリコに対する植民地支配への注目を集めるため 100 回以上の爆破事件を行ったプエルトリコ民族解放軍(FALN)の一員として告発されたのです。1999 年、ビル・クリントン大統領はプエルトリコ民族解放軍の 16 人を減刑しましたが、 2 人のメンバーが含まれていなかったために、ロペス・リベラは取引を拒否しました。その後、この 2 人は釈放されています。刑務所で録画された貴重なビデオでオスカー・ロペス・リベラは、自分が受けている非難は厳密に政治的なものだと話しています。

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