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2016年11月17日(木)

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  • 本日のデモクラシー・ナウ”!はモロッコのマラケシュで開催されている国連の気候変動枠組条約第22回締約国会議(COP22)からの中継です。この会議は世界190カ国の代表が、昨年から協議されてきた「パリ協定」をどのように執行するかについて協議するため集まりました。しかし、米国でドナルド・トランプが次期米大統領に選出されたことで、その先行きが不透明で会議は混乱しています。トランプは選挙運動中、同協定からの脱退を誓っており、長年にわたり気候変動説を否定しています。本日は、1990から1997年までアイルランドの大統領を、そして1997から2002年まで国連人権高等弁務官を務めた、メアリー・ロビンソンに話を聞きます。彼女は現在、「メアリー・ロビンソン気候正義基金」の理事長です。

  • トランプ次期米大統領は選挙運動中、シリアおよび彼が「テロリスト輩出国」と呼ぶ国々からの移民受け入れを完全停止するすると繰り返し発言しました。11月15日、トランプを支持した政治資金団体「グレート・アメリカPAC」(Great America PAC)のスポークスマンが、第二次世界大戦中に日系米国人を強制収容したことを例に挙げ、ムスリム移民の登録義務案を擁護しました。本日のゲスト、メアリー・ロビンソンは、このような政策は「世界的な現実とは全く矛盾する」と言います。「多様性を認める社会がもっと増えることが大切なのに、それにも逆行しています。」ロビンソンは、1990から97年までアイルランドの大統領を、そして1997から2002年まで国連人権高等弁務官を務めました。

  • 本日はモロッコからの中継ですが、元国連人権高等弁務官メアリー・ロビンソンに、ほとんど注目されずにきた問題について話を聞きます。それはモロッコの西でモーリタニアの北に位置するスペインの元植民地、西サハラを、モロッコが41年間占拠している問題です。

  • 国連は気候変動の問題対策および世界温暖化被害者を補償するための資金として1000億ドルを準備したいとしています。しかしモロッコのCOP22に集まった活動家らは、世界各国が約束する寄付額があまりにも少なすぎると語ります。11月16日、活動家らは「WTF」(Where's the Finance-資金はどこ?)というプラカードを掲げ抗議しました。「最悪なのは、気候変動対策のためには1000億ドルでも全く足りないという事実です」と、アトランティック大学の学生を中心とした環境保護団体「アース・イン・ブラケッツ」(Earth in Brackets)のアニーサ・カーンは言います。「対策には数兆ドルが必要なのです。」この抗議活動について、元アイルランド大統領のメアリー・ロビンソンの反応を聞きます。ロビンソンは1990から97年までアイルランドの大統領を、97から2002年まで国連人権高等弁務官を務めました。

  • 11月15日、ヒラリー・クリントンが先週の大統領選投票日以来初めて公開スピーチを行いました。クリントンは一般投票では約200万票近くの差で勝利したものの、選挙人数が及ばずドナルド・トランプに敗れました。クリントンは現在、一般投票の得票数ではジョン・F・ケネディがリチャード・ニクソンを破ったときよりも大きな差をつけています。クリントンは、以前勤務していたマリアン・ライト=エーデルマン創設のNPO「子ども保護財団」(Children’s Defense Fund)のガラでスピーチを行いました。

  • 11月15日夜、大統領選以来初めて、バーニー・サンダース上院議員が重要な演説を行いました。米民主党予備選でクリントンに対抗して出馬して以来、サンダースはワシントンで最も重要な民主党議員となりました。15日、サンダース議員は上院での指導的地位のひとつであるアウトリーチ委員長に任命されたのに加え、上院予算委員会の筆頭委員にも再任されました。今回の演説でサンダース議員は、様々な問題で時期大統領と協力できるとしながらも、スティーブ・バノンの首席戦略官指名を翻すようトランプに求めました。バノンは保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の元会長です。

  • ラリー・コーエンは、バーニー・サンダース陣営の元上級アドバイザーで、現在はサンダースの主要スタッフが中心となり立ち上げた進歩派政治グループ「私たちの革命」(Our Revolution)の理事長を務めています。コーエンは、ドナルド・トランプが「ブライトバート・ニュース」のスティーブ・バノンを首席戦略官に任命したことは、トランプ政権では、「市民の敵であり、米国を分割する」人物が中心にいることになると語っています。

  • トランプが「ブライトバート・ニュース」のスティーブ・バノンを首席戦略官に任命したことで、バーニー・サンダース上院議員はその任命を覆すよう求めていますが、多くの議員がサンダースに賛同しています。「長年、人々を分断させ争う種を自らまいてきた人間を起用したのですから、極めて後ろ向きな意思を世界中に表したことになります」と、今期カリフォルニア州上院議長を務めるケビン・ド・レオン議員は言います。「これは真の米国の姿ではありません」

  • モロッコのマラケシュで、バーニー・サンダースと米民主党のトランプ政権への対策について、全米看護師連合(National Nurses United)のローズアン・デモロ事務局長と、バーニー・サンダース上院議員の元上級アドバイザーで、現在は進歩派政治グループ「私たちの革命」(Our Revolution)理事長を務めるラリー・コーエン、そして今期カリフォルニア州上院議長を務めるケビン・ド・レオン議員が議論します。

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