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2016年9月29日(木)

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  • カリフォルニア州サンディエゴのエルカホン郊外で抗議運動が続いています。9月27日、精神障害を持つ兄の状態が悪化し緊急事態に陥ったため、妹が緊急電話番号911に精神病の救急隊の援助を要請したところ、警察が現れ(訳注:米国では緊急時に警察と消防・救急を呼ぶ番号が同じ)、丸腰のアフリカ系米国人男性を射殺した事件が起きた現場です。目撃者によれば、警官がテーザー銃を発射し、さらに別の警官が5度発砲したとき、被害者アルフレッド・オランゴは両手を上げていました。38歳のオランゴは2人の子どもの父親で、ウガンダ難民として20年前からサンディエゴに住んでいました。警察は28日、オランゴは銃を携帯していなかったと認めました。彼が警官に向けた物体は3インチ(8センチ弱)の電子タバコだったのです。オランゴ家の弁護士を務めるダン・ギレオンと、「アライアンス・サンディエゴ」(Alliance San Diego)のクリストファー・ライス=ウィルソンに話を聞きます。

  • アルフレッド・オランゴを射殺したエルカホン警察の警官は、以前にも物議を醸す事件を起こしていました。この警官リチャード・ゴンサルべスは、2015年部下の女性警官に対し猥褻的な発言と露骨な性的写真を送りつけたことで、セクシュアル・ハラスメントで訴えられています。彼は巡査部長から巡査に降格されました。ゴンサルベスはその後もセクハラを止めなかったため、2016年8月に2度目の提訴をされたばかりでした。複数回裁判になっているにも関わらず、ゴンサルベスが解雇されることはありませんでした。アルフレッド・オランゴの遺族と、ゴンサルベス巡査に対してセクハラ裁判を起こしたクリスティーン・グリアー双方の弁護士を務めるダン・ギレオンに話を聞きます。

  • カリフォルニア州エルカホンのアルフレッド・オランゴは、精神を病むまたは傷害を持つ有色人種、特に男性が警察に射殺される一連の事件での最新の被害者となりました。先週、ノースカロライナ州シャーロットで、43歳の7人の子どもを持つ父親で、2015年のバイク事故で外傷性脳損傷を負ったキース・スコットが警官に射殺されました。7月には北マイアミの警官が、アフリカ系米国人の行動療法士、チャールズ・キンジーを射殺しましたが、それは26歳の自閉症患者アーノルド・リオス・ソトを狙うつもりで発砲し誤って撃ったのだ主張しています。「治療の権利擁護センター」(Treatment Advocacy Center)のジョン・スヌーク理事長に話を聞きます。スヌークは、精神を病む人が警察との接触で殺害される確率は、一般市民の16倍という結果を得た研究を共同執筆しました。

  • オバマ政権は、アレッポの街に対するシリア政府軍およびロシアによる破壊的な空爆攻撃が行われたことで、ロシアとの交渉を中止すると警告しています。9月28日、東アレッポ最大規模の2つの病院が、空爆にあい閉鎖を余儀なくされました。ロシア支援によるアレッポへの空爆は、10日前に停戦が破られて以来、激化しています。潘基文国連事務総長は、アレッポは屠殺場よりもひどい状況にあると発言しました。ダマスカス郊外の東グータより、シリアの活動家オサマ・ナーサーと、エマーソン大学のシリア研究者で、シリアの草の根運動を専門とするヤーセル・ムニーフに話を聞きます。

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