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2016年9月14日(水)

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  • 世界最重要指名手配リストに載せられた人物をめぐる待望の映画Snowden (『スノーデン』)が公開です。今日はこの映画を監督したアカデミー賞受賞歴もあるオリバー・ストーンと、スノーデン役のジョセフ・ゴードン・レヴィットを迎えています。時間いっぱいを使って、2人の話を聞き、合わせて、米国国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンが米国と英国の両情報局による膨大な規模の監視計画を暴露した経緯を描くこの映画からいくつかの場面を紹介します。「我々の目的は、彼を一人の人間として描くこと、その人生を視聴者に感じさせることでした」とストーンは言います。最初は保守的な政治観の持ち主だったスノーデンは、イラク戦争に志願しましたが、 CIAで 勤務することになったのです。

  • オリバー・ストーンの映画Snowden (『スノーデン』)が公開されるこの時期、アメリカ自由人権協会、ヒューマンライツ・ウオッチ、そしてアムネスティ・インターナショナルでは、来年 1 月の退任前にスノーデンに恩赦を与えるようオバマ大統領に求める運動を強化しています。スノーデンは国家機密窃盗罪で告発され、諜報活動取締法違反の嫌疑を受けています。最低でも禁錮 30 年の刑に直面していますが、スノーデンは米国と英国両情報局による膨大な規模の監視を暴露したことは道徳的に正しく、市民により良い結果をもたらしたと主張しています。ストーンは、「米国がいま取っている方針を変えることはより良い選択だと思います」と言います。ジョセフ・ゴードン・レヴィットは、「実のところ、スノーデンの漏洩によって危害を受けた人は一人もいません。危害が生じることがないよう責任あるプロセスを取ったのです」と言葉を添えます。

  • オリバー・ストーンの新作映画Snowden (『スノーデン』)公開を機に、ウィキリークス編集者サラ・ハリソンに話を聞きます。ハリソンは米国国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンが香港からモスクワへ飛行する時に同伴し、4 ヶ月間にわたるロシアの空港内での暮らしに付き添いました。ハリソンは、スノーデンが「勇気財団(The Courage Foundation)」に接触してきたいきさつを語ります。勇気財団はハリソンが代表者を務めており、スノーデンはじめ内部告発者たちの弁護資金を募っている団体です。「立ち上がる人達がいるということを世界に向かって示し、内部告発者たちを支援したかった」とハリソンは言います。

  • 民主党大統領候補のヒラリー・クリントンは、エドワード・スノーデンについて「極めて重要な情報を盗み、残念なことにそれが誤った人々の手に渡ってしまった」と述べました。ウィキリークス編集者のサラ・ハリソンと映画監督のオリバー・ストーンにこのことばへの感想を聞いてみました。「情報を新聞社に無料で提供するスパイはいない。クリントンはそこを見落としています。スノーデンは一切合切の情報を無料で渡したんです」とストーン。ハリソンは、「実態から目をそらさせようとして騒ぎたてているように聞こえます」と言います。

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