« 前  

2016年6月17日(金)

  次 »
  • 英国議会の期待の新星ジョー・コックス議員が16日に地元で活動中に刃物で刺されて、銃で撃たれ死亡し、国民は悲しみに沈んでいます。41歳のジョ―・コックスは、2児の母であり、昨年労働党の国会議員として選出される前はオックスファムで働いていました。彼女はシリア難民のために熱心に動き、労働党のパレスチナ親派グループに所属していました。一週間後に英国のEU離脱の賛否を問う国民投票が予定される中での殺害でした。コックスはEU残留を強く訴えていました。目撃者の証言よると、彼女が襲撃された時、犯人のトーマス・メイヤーは「ブリテン・ファースト」(英国のEU離脱を推進している極右で反移民の政党のこととみられる)と叫んでいました。メイヤーがネオナチ集団の国民同盟を長年支持してきたことを明らかにした「南部貧困法律センター」(SPLC)の代表リチャード・コーエンに話を聞きます。メイヤーによる襲撃は、サウスカロライナ州チャールストンの歴史のあるエマニュエル・アフリカン・メソジスト監督(AME)教会で白人至上主義者ディラン・ルーフが9人を殺害してから、ちょうど1年目に起きたとコーエンは指摘します。

  • 民主党の大統領候補バーニー・サンダースは16日の夜、生中継のウェブキャストで支持者に向け、彼の「政治革命」を続行すると誓いました。ヒラリー・クリントン元国務長官への支持は表明しませんでしたが、彼女と協力して共和党の指名候補者と確実視されるドナルド・トランプを倒すと話しました。サンダース革命の次のステップを話し合うシカゴの民衆サミットに数千人が参加を予定していますが、その重要参加者となるローズアン・デモ―ロと話します。彼女は、昨年全国労働組合として初めてサンダース支持を表明した全米看護士組合の代表です。サンダースは最近、彼女を民主党綱領委員会のメンバーにしようとしましたが、民主党全国委員会によって阻止されたと話しています。

  • 1960年代から1970年代にかけてニューヨーク市警察が行った政治団体の監視に関する資料の開示を求めて10年にわたる闘争が行われてきましたが、ここにきて大きな進展がありました。近年ニューヨーク市警察はムスリム住民や「ウォール街を占拠せよ」運動をひそかに偵察していたことで非難されていました。ですがニューヨーク市警察は数十年前、政治組織に対する大規模な監視活動を行っていました。対象となった組織の一つが、ブラックパンサー党をモデルにプエルトリコ人が創設した急進派団体ヤングローズです。ヤングローズの最初の行動は1969年7月、イースト・ハーレム地区のごみ収集を増やすようニューヨーク市当局へ働きかけたことです。これに続いて、教会や病院を占拠しコミュニティ・プロジェクトのためにスペースを解放するよう要求し、全国の活動家に刺激を与えました。デモクラシー・ナウ!の共同司会者フアン・ゴンザレスは、当時ヤングローズの幹部の一人でした。この団体へのニューヨーク市警の監視に関する記録の開示を求め10年にわたり闘ってきたニューヨーク市立大学バルーク校のジョハナ・フェルナンデス教授に話を聞きます。先月、ニューヨーク市は資料を紛失したと発表しましたが、今週になって520箱以上の、約110万ページにわたる完全資料らしいものが見つかったと市の記録保管所が発表しました。フェルナンデスの弁護士ギデオン・オリバーにも話を聞きます。

  • CIAによる拷問プログラムについての新たな詳細が、機密扱いの解除によって明るみに出ました。新文書の一部は2002年CIAの秘密刑務所で凍死した被収容者グル・ラーマンを扱っています。ラーマンの遺族は現在、CIAの委託で米国拷問プログラムの開発に携わった心理学者ジェームズ・ミッチェルとジョン(ブルース)・ジェッセンに対し訴訟を起こしています。また新資料には、83回の水責め受けた囚人が拷問前に尋問に協力する気になったことが書かれています。アブー・ズベイダに対する初回の水責めを手伝った医療関係者の状況説明は、拷問を通して重要な情報を得ているというCIAの主張に大打撃を与えます。ズベイダは暴行をやめさせるために嘘のテロ計画をでっちあげたと語りました。機密解除になった別の文書には、ブッシュ大統領はCIAが行っていることについて不安になっていたと明かしています。 2006年の覚書きの1つには、「大統領は天井から鎖につながれ、オムツを着けて自分でトイレに行かせられる勾留者のイメージを懸念していた」とあります。この文書の公開に携わったアメリカ自由人権協会の弁護士ドロール・ラディンに話を聞きます。

Syndicate content