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2016年6月14日(火)

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  • ゲイクラブで49人が死亡したオーランドの銃撃による大量殺人に対する連邦捜査局(FBI)の捜査は、銃撃者がナイトクラブ「パルス」(Pulse)の常連客だったという証拠が浮かびあったことを受け、予想外の展開を見せています。FBIは、銃撃者オマール・マティーンはゲイで、ナイトクラブ「パルス」に定期的に通っていた可能性があるという複数の証言を捜査し始めました。こうした証言は、彼の元妻、彼の高校時代の同級生、「パルス」の何人かの常連客を含む多くの人々からもたらされています。米国史上最悪のLGBTコミュニティへの攻撃を受けて、ゲイの権利擁護の先駆者で、ゲイであることを公表した米国初の政治家の1人であるハーヴェイ・ミルクの甥スチュワート・ミルクから話を聞きます。ハーヴェイ・ミルクは、「サンフランシスコ監理委員会」(San Francisco Board of Supervisors)に当選した1年後の1978年に暗殺されました。彼は、サンフランシスコ市長ジョージ・マスコーニとともに、同市の元監理委員によって射殺されました。スチュワート・ミルクは、「ハーヴェイ・ミルク協会」(Harvey Milk Foundation)の共同設立者で代表です。

  • オーランドのダウンタウンでは6月13日、ナイトクラブ「パルス」での虐殺の犠牲者たちを追悼するための、ろうそくを灯しながらの徹夜の祈りに数千人が集まりました。近くの教会は、犠牲者ひとりにつき1回、合計49回鐘を鳴らしました。犠牲者の多くは若者でラテン系でした。オーランドの銃撃について、イサ・ノヨラから話を聞きます。彼女は、米国最大のトランスジェンダー組織である「トランスジェンダー法律センター」(Transgender Law Center)のプログラム部長です。彼女は、トランスジェンダーのラテン系活動家で、LGBT移民権運動の全米のリーダーの1人でもあります。

  • ローリング・ストーン誌への新たな記事の中で、ジャーナリストのソラヤ・チェマリーは次のように書いています「6月13日ワシントンポスト紙は『[オマール]マティーンの家族は彼が同性愛について怒りを示したことがあったと言っているが、銃撃者には憎悪犯罪歴はなかった』と報じている。しかし、それは家庭内暴力をどう分類するかによる」と書いています。マティーンの元妻シトラ・ユスフィはマティーンが彼女をいかに殴り、彼女を監禁したかを公に語っています。「シンクプログレス」(ThinkProgress)は、2009年から2012年の間の銃乱射事件の40%は、銃撃者が自分の恋人、妻、元妻を標的にすることから始まったと報じています。カリフォルニア州では6月、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の博士課程の学生が、彼の指導教授を射殺し構内が封鎖される事件が起きたばかりです。しかし、この犯人であるマイナック・サルカルはまず、ミネソタ州の別居中の妻の家の窓を上り、彼女を殺害したとされています。2015年だけでも、乱射事件の約3分の1が何らかの形で家庭内暴力と関係しています。ライターのソラヤ・チェマリーに話を聞きます。彼女のローリング・ストーン誌への最新記事のタイトルはIn Orlando, as Usual, Domestic Violence was Ignored Red Flag(『オーランドでも、いつも通り、危険信号としての家庭内暴力は見逃された』)です。

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