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2016年6月1日(水)

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  • ここ数日間で、 最大千人にのぼる難民が地中海を渡ろうとして溺れたと懸念されています。国連の発表によると、この1週間は2014 年に難民危機が始まって以来、 最大数の死者を出した週のひとつになりました。ユニセフによると、犠牲者の多くは自国での戦争や暴力から逃れてきた若者で、大半はエリトリア、ナイジェリア、ソマリア、南スーダンから来た人たちです。4 月に制定された欧州連合の計画により、ギリシャに到着する難民は全員、トルコに強制送還されるようになったため、人々はリビアとイタリア間のさらに危険な航路を取ることを余儀なくされています。5 月 30 日、人道支援組織 「シー・ウォッチ(Sea-Watch)」のドイツ人ボランティアが溺死した子供の遺体を抱いている写真が難民危機の最新のシンボルとなりました。海上に取り残された難民達を支援するドイツの人道支援組織「シー・ウォッチ」の乗員で広報担当のルーベン・ノイゲバウアーから話を聞きます。

  • 米州機構は、ベネズエラが米州機構憲章に違反したとして加盟停止処分に処すか否かを討議する緊急会議の招集を発表しました。5 月 31 日、米州機構のルイス・アルマグロ事務局長は、ベネズエラは「民主的体制の危険な改変」を被ったと述べました。しかし、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を支援する人々は、米州機構がベネズエラを標的にしつつ、その一方で、民主的に選ばれたジルマ・ルセフ大統領を多くの人々がクーデターと呼ぶやり方で追放したブラジルには知らん顔をきめこんでいると批判しました。ベネズエラの状況および米州機構の動きをさらに探るため、ベネズエラのベルナルド・アルバレス米州機構大使から話を聞きます。

  • 8 月初旬に世界中から 1 万人以上の選手が、オリンピック開催地リオデジャネイロに集合します。オリンピックは、今年、最も注目されるスポーツの祭典のひとつですが、ブラジルは目下、景気後退、ジカ熱の大量発生、過去 20 年以上で最悪の政治危機に悪戦苦闘しています。抗議者達はオリンピック開催期間中に街頭を人の波であふれさせ、世界の注目を活用して、社会福祉、警察による暴行、強制立ち退き、さらには最近起きた、民主的に選出されたジルマ・ルセフ大統領の追放など、国内で起きている数多くの問題を訴えたいと意を決しています。今日はBrazil's Dance with the Devil: The World Cup, the Olympics, and the Fight for Democracy (『悪魔と踊るブラジル:ワールドカップ、オリンピック、民主主義への戦い』の著者デイブ・ザイリンと、Power Games: A Political History of the Olympics (『パワーゲーム: オリンピックの政治史』)著者のジュールス・ボイコフをゲストに迎えています。

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