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2016年5月24日(火)

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  • ボルチモアの警察官がひとり、フレディ・グレイの逮捕に関わり問われていたすべての罪状で無罪になりました。グレイは2015年、逮捕され警察車両で移送された直後、脊髄損傷で死亡しています。警官エドワード・ネロは、軽罪である第二級暴行罪と過失傷害致死、2つの職権乱用罪に問われていました。ネロはグレイの死で起訴された6人の警官のうちの1人でした。バリー・ウィリアムズ判事は5月23日、非陪審審理で、「合理的疑を越えて」ネロの罪を立証する「責任を州が果たさなかった」とする判決を言い渡しました。州当局による立証が一番弱いと言われていた今回の裁判で、この判決はコミュニティからはほとんど驚きの声なく迎えられました。フレディ・グレイの家族の弁護士で、最近この家族のためにボルチモア市から640万ドルの和解金を勝ち取ったビリー・マーフィーと、プレゼント・ホープ・バプティスト教会の牧師で「ボルチモア・ユナイテッド・フォー・チャージ」(Baltimore United for Change)のメンバーであるハーパー・ブラウン3世から話を聞きます。

  • 米国土安全保障省長官のジェイ・ジョンソンは、テグシガルパ訪問から帰米しました。彼はそこで、ホンジュラスの大統領フアン・オルランド・エルナンデスと、移民と安全保障について会談しました。ジョンソンのホンジュラス訪問と前後して、ホンジュラスと米国ではホンジュラス軍への米国の資金提供停止を求める活動家たちが増え続けています。ホンジュラスの治安部隊による人権侵害、違法な殺人、そして国際的に有名な環境活動家ベルタ・カセレス殺害関与を弾劾しているのです。ベルタが殺される前、彼女と彼女の組織「ホンジュラス民衆と先住民の国民協議会」(Civic Council of Popular and Indigenous Organizations of Honduras:COPINH)は、ホンジュラス治安部隊の上層部と自警団的組織によって長い間、抑圧の標的になってきました。5月初旬、彼女の殺人に関係したとして4人が逮捕され、その中には陸軍少佐マリア―ノ・デイアス・チャベス、退役大尉と報じられているエディルソン・デュアルテが含まれていました。複数のメディアは、デイアス・チャベスは米国のレンジャー部隊員が支援するホンジュラスの高名な特殊部隊コースTESONを卒業したと報じ、ベルタの殺人を実行するのに米国で訓練された部隊が関係していたかどうかについて疑問を提起しました。「政治生態学センター」(Center for Political Ecology)のプロジェクトである「権利と生態学」(Rights & Ecology)の代表アニー・バードから話を聞きます。

  • ホンジュラスの大統領マヌエル・セラヤを追放した2009年のクーデターで、国務長官としてヒラリー・クリントンが果たした役割についてアニー・バードから話を聞きます。「2009年に何が起こったかについて、法的根拠がない軍事クーデターという以外に分類する方法はありません」と、バードは言います。「米国はホンジュラスへの支援を打ち切るつもりはありませんでした。そしてそれが、この出来事をクーデターまたは軍事クーデターと呼ばなかった唯一の理由です。当時、ベルタのような活動家たちは支援の打ち切りを求めました。そして今では彼女の後継者たちが支援の打ち切りを求めています。なぜなら、米国による支援は実質的に、火に油を注ぎ、クーデターの背後にいた人々の経済的関心を掻き立てているからです」。

  • ノースカロライナ州ダーラムのリバーサイド高校の生徒たちは5月24日、移民書類のない同級生で19歳のウィルディン・アコスタの釈放を求めて連邦議事堂に集まっています。アコスタは2016年1月、通学途中に複数の移民局職員に拘束されました。彼には犯罪歴はなく、高校の最後の学期中でした。アコスタの家族はホンジュラスのオランチョ出身です。そこは、同国で最も暴力的な地域の1つで、世界で最も殺人発生率が高い場所の1つです。ウィルディンは3月に強制送還される予定でしたが、彼の先生たちや同級生たちが集まり、徹夜の抗議行動を行い、地元代議員たちにロビー活動を行い、ソーシャルメディアに訴えました。ウィルディン・アコスタはジョージア州にある悪名高いスチュワート拘置所に今でも拘束されています。彼は、オバマ政権の「国境監視者作戦」(Operation Border Guardian)の一環である移民税関執行局(ICE)の職員によって標的にされた、しばしば「ノースカロライナの6人」(NC6)と言われるノースカロライナ州の何人かの10代の1人です。ちょうど時期を同じくして、ICEは、書類を持たない、特に中米からの母親と子供の移民を検挙し強制送還することを目的にした、真新しい1カ月間の強制捜査運動を立ち上げると報じられています。「全米弁護士協会の全米移民プロジェクト」(National Immigration Project of the National Lawyers Guild)の副代表であるパロミタ・シャーと、ウィルディン・アコスタが生徒として通っていたノースカロライナ州ダーラムにあるリバーサイド高校3年生のアクセル・ヘララに話を聞きます。

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