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2016年2月11日(木)

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  • 1年前、2015年2月11日、オバマ大統領は議会に自称「イスラム国」(ISIL)への攻撃承認を求めました。この要請は、米国がイラクおよびシリアへの空爆を開始した半年後に行われ、米軍の軍事行動を3年に限定したものの、地理的制限は設けられませんでした。また、限られた状況での地上作戦も可能となりました。しかし、憲法上定められているにもかかわらず、議会はこれまで対「イスラム国」の戦争について議論も決議も行っていません。これまでのISILへの攻撃は、2001年9月のニューヨーク同時多発テロ直後に議会を通過した旧式の承認をそのまま利用して実行されてきたのです。しかし、ようやく超党派の議員20人以上がポール・ライアン下院議長に書簡を送り、中東で数十億ドルを費やして繰り広げられる戦争についての議論と決議を求めました。この書簡に署名したカリフォルニア州選出の民主党バーバラ・リー下院議員に話を聞きます。リー議員は現在、議会進歩派議員連盟(Congressional Progressive Caucus )平和と安全保障特別委員会(Peace and Security Task Force)議長を務め、議会黒人議員連盟の元議長です。

  • ニューハンプシャー州の予備選が終わり、民主党大統領選予備選の焦点はサウスカロライナ州へと移りました。バーニー・サンダース上院議員とヒラリー・クリントン前国務長官は、同州のアフリカ系アメリカ人の票集めに懸命です。議会黒人議員連盟 PAC(Congressional Black Caucus PAC)は、2月11日クリントン氏への支持を表明する予定です。一方、サンダース議員は10日、ハーレムでアル・シャープトン師と会見したのに加え、高い評価を得る作家タナハシ・コーツがデモクラシー・ナウ!のインタビュー中に突然、サンダース支持を表明したことも追い風となりました。カリフォルニア州選出の民主党下院議員バーバラ・リーに、彼女がどちらの大統領候補への支持も保留にしている理由を聞きます。リー議員はまた、11日にクリントン支持を表明したのは、議会黒人議員連盟の政治活動委員会(PAC)であり、議会黒人議員連盟ではないと指摘します。

  • 2月9日、ニューハンプシャー州予備選ではバーニー・サンダース上院議員がヒラリー・クリントン前国務長官に2桁の差をつけて勝利。先週のアイオワ州党員集会でもはほぼ引き分けたことを考えると、民主党の大領領指名争いはかなりの接戦となるように見えます。しかし、そうではないのです。ニューハンプシャー州でのサンダース氏の獲得票は、60対38パーセントでクリントン氏に圧勝しましたが、代議員数では未選出の特別代議員(superdelegates) がクリントン支持に回ったため、両者は同数を獲得したのです。特別代議員とは、下院議員、上院議員、州知事やその他の公選された職員などから成り、多くの場合民主党の「エリート層」を表しています。この特別代議員数を足すと、クリントン前国務長官は代議員数でサンダース議員を大きくリードしているのです。デューク大学教授デヴィッド・ロードと、プリンストン大学歴史科助教授でJacobinMag.com寄稿編集員マット・カープに話を聞きます。

  • 米司法省は2月10日、ミズーリ州ファーガソン市を、連邦政府と交渉済みの警察改革を実行することを強制するため、提訴する予定だと発表しました。その前日、ファーガソン市議会は警察および裁判所改革の「同意判決」に手を加えることを決議しました。この「同意判決」は、市当局者と連邦司法省との交渉ですでに合意されたものでした。ファーガソン市の関係者は、同改革を施行するには費用がかかりすぎるとしています。2014年8月のマイケル・ブラウン射殺事件後、司法省が調査を行い、ファーガソン警察および裁判所ではアフリカ系アメリカ人に対する差別行為が形式化して日常的に行われていたと結論づけました。米国自由人権協会(American Civil Liberties Union)ミズーリ州支部理事長のジェフリー・ミットマンに話を聞きます。

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