ハリケーン・マシューの通過で犠牲者が増え続けるハイチでは死者数が330人を超え、1万5000人が避難、35万人以上が救援を求めています。このハリケーンにより国中のほとんどの電気や電話のサービスが使えない状態になりました。また、ハイチ南部を他の地域につなぐ重要な橋梁も流されました。支援団体は水と食料が不足していると警告しています。ハイチ系アメリカ人の小説家エドウィージ・ダンティカにこの現状について聞きます。彼女は、ハリケーンの被害は「持続的な災害」になると予想します。この西半球で最も貧しい国ハイチは、6年前に30万人の死者、その2倍の避難者を出した地震災害からいまだ回復していません。
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています