「我々は気候変動の攻撃に晒されています。唯一の望みは第二次世界大戦時に行ったような国民総動員です」と、350.orgの共同創設者ビル・マッキベンはニューヨークのデモクラシー・ナウ!のスタジオで行ったロングインタビューの中で語ります。「気候変動と戦争する必要があるのではなく、我々は包囲されているのです」。これは、2016年が記録上で最も暑い年となる見通しであることと、それにもかかわらず共和党の大統領候補ドナルド・トランプが、当選の暁には米国環境保護庁の権限を弱め、オバマ大統領のクリーンパワー計画を廃止し、化石燃料の探掘を促進し、石油・ガス企業の重役を入閣させると公約しているのを受けての発言です。
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています