« 前  

2016年4月28日(木)

  次 »
  • 世界的に著名な政治的反体制派で言語学者、著者、教授のノーム・チョムスキーは、4月26日ブルックリン公立図書館で行われたイベントで、バーニー・サンダースの大統領選での戦いについて質問され、次のように答えました。「サンダース議員は急進的で極端だと言われていますが、これはおかしな評価です。なぜなら彼は、ニューディール政策支持の民主党主流派だからです」。また「サンダース氏が主張する政策は、『ニューディール政策を受け入れない者は、米国の政治システムにそぐわない』と発言したアイゼンハワー大統領なら驚きはしなかったでしょう。それが今では急進的と呼ばれるのです」とも言います。チョムスキーは、「(サンダースは)大勢の若者たちの心を動かしました。若者たちは『もう黙認しないぞ』と言っているのです。彼らが今後、組織化され集結する集団となれば、米国を変える可能性がある。今回の選挙では出来なくとも、長期的にはそうできるかもしれないのです」と結びました。

  • 米政府はギリシャに対して、広範囲な緊縮財政政策の継続を求める声を後押ししていますが、本日は前ギリシャ財務相ヤニス・バルファキスに話を聞きます。今週始め、ギリシャと国際債権団との交渉は債権者側が求める追加緊縮策を巡り行き詰まりました。国際通貨基金(IMF)は、ギリシャが財政目標を達成できない場合、年金支給額の削減や所得税の免税廃止を要求しています。「年金支給額を削減することは改革ではありません。屠殺業と外科手術を同じとみなしているようなものです」とバルファキスは言います。彼は2015年、反緊縮政策を公約に掲げ与党となった急左派連合党(Syriza)初の財務相となりました。バルファキスは現在、新著And the Weak Suffer What They Must?: Europe’s Crisis and America’s Economic Future(『弱者の受難は避けられないのか? ヨーロッパ危機と、米国経済の将来』)のプロモーションで渡米しています。今年始めバルファキスは、「民主的ヨーロッパ運動2025(DiEM25)」という新たな全欧州レベルの包括的組織を発足しました。

  • 前ギリシャ財務相ヤニス・バルファキスへのインタビューを続けます。オバマ大統領は今週はじめ、ドイツのメルケル首相と会談しましたが、その後米国は、ギリシャへの広範囲な緊縮政策の継続を要求する声に加わりました。ギリシャと国際債権団は、ギリシャへの救済支援条件と、債権者側がどこまで緊縮を要求できるかを巡り再交渉を行っています。ドイツ政府は大多数の「ドイツ国民」がギリシャへの更なる経済支援に反対していると主張していますが、その主張に対するバルファキスの反応と、これまでの救済措置についての彼の主張を聞きます。「救済金はどこにいったのか? あの金はギリシャのためのものではなく、銀行のための金だったのです」とバルファキスは言います。「ギリシャ国民は、ドイツとフランスの銀行のために人類史上最大の借金をしたのです」。このローンの諸条件で「ギリシャの国民所得が3分の1減少することは確実だった。ですから、あの金額を返済するのは不可能なのです」とバルファキスは言います。ギリシャ経済が更に安定するまでは、追加資金の受け取りには反対だとバルファキスは語ります。

  • 国際通貨基金(IMF)は、ギリシャが財政目標を達成できない場合、更なる緊縮財政策を求めています。長い間激しい衝突を繰り返してきたギリシャと国際債権団の交渉は、ここに来て再度行き詰まりました。過去の交渉に最前列で活躍した前ギリシャ財務相、反緊縮財政の急左派連合党(Syriza)のヤニス・バルファキスに話を聞きます。新著And the Weak Suffer What They Must?: Europe’s Crisis and America’s Economic Future(『弱者の受難は避けられないのか? ヨーロッパの危機と、米国経済の将来』)の中でバルファキスは、いかに欧州中央銀行との戦いの指揮を取ったか、そしてギリシャ国民が断固として緊縮財政を拒否する意思を示した歴史的国民投票についても記しています。しかしこの「拒否」の投票結果が出た数日後、バルファキスは財務相を辞任しました。2015年7月の辞任発表の声明でバルファキスは「国民投票結果発表後間もなく、ユーロ圏財務相会合参加者の一部および各種「パートナー」は、私が……会議へ「参加しない」ことを望んでいると知らされました。合意に達するには、それもひとつの手かもしれないと首相も考えた。そのため私は本日、財務省を去ることにしました」と記しました。バルファキスが、辞任について詳しくかたります。当時、「債権者に嫌われていることを誇りに思う」というバルファキスの発言が話題になりました。

  • 前ギリシャ財務相のヤニス・バルファキスに、ヨーロッパの難民危機および「ホットスポット」と呼ばれる、ギリシャの難民登録センターについて話を聞きます。「酷い現実を隠すための新語作りやダブルスピークにかけては、ジョージ・オーウェルもヨーロッパとギリシャのことを誇りに思うでしょう。彼も顔負けです」とバルファキスは言います。「『ホットスポット』という単語は『強制収容所』と訳せばよいのです」ギリシャ政府は、戦争と飢饉を逃れてきた難民を抑留するよう圧力をかけられているとバルファキスは語り、その背景には「黄金の夜明け」党(Golden Dawn)のような右翼政党がヨーロッパで支持率を伸ばしていることがあると言います。

Syndicate content