共和党の大統領候補でオハイオ州知事のジョン・ケーシックは2月21日、同州の「家族計画」(Planned Parenthood)への資金流入を妨害するのを目的とした法案に署名しました。この法律は、同組織を明確に名指していないものの、オハイオ州の衛生局が直接中絶を提供する組織、またはそのサービスを提供する人間と協力している組織と契約することを禁じています。この法律によって、「家族計画」は州および連邦からの資金援助130万ドルを失います。「家族計画」はその基金によって、乳がん検診や性感染症の検査、女性への暴力を阻止するためのプログラムを含む多くのサービスを支えています。州と連邦法はすでに、レイプと近親相姦、それと母親の命に関わる場合を除いて、市民の税金で中絶に資金提供することを禁じています。元オハイオ州上院議員で、GOP—Get Out of My Panties(『共和党よ、私の下着の中から出て行け』)という中絶反対政策に抗議するTシャツを着ていたことのあるニナ・ターナーに話を聞きます。「より小さな政府について全米中で話している共和党にうんざりしています。しかし、彼らは、女性の子宮の問題にまで立ち入ることができるくらい大きな政府を欲しているのです」。
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