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2015年11月20日(金)

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  • マリ共和国では、イスラム過激派と見られる武装集団が首都バマコの高級ホテルを襲撃、180人以上を人質にとりました。マリ特殊部隊の救出作戦では、ホテル内に立てこもる武装集団と銃撃戦になりました。報道によれば人質数十人が救出されたものの、これまで少なくとも3人の死亡が確認されています。マリは2012年にイスラム系武装集団が北部地域を占拠して以来、過激派に悩まされています。翌年、フランス主導の介入で同地域を武装集団から奪回したものの、国内各地では襲撃がやみませんでした。バマコ人質事件の背景について、アフリカに拡大する米国の戦場について研究したTomorrow’s Battlefield: U.S. Proxy Wars and Secret Ops in Africa(『明日の戦場:アフリカでの米代理戦争と秘密作戦』)の著者ニック・タースに話を聞きます。米軍は現在アフリカ54カ国中の9割以上の国々に関わっています。タースは、米が支援したリビア介入が、現在もつづく近隣国マリでの武装集団襲撃の動機となった背景を説明します。
    インタビューのオリジナルはこちらパート2パート3もご覧ください。(英語)

  • 米国のドローン戦術は「憎悪をあおりたて、テロを誘発しISISのような集団を生み出した」のでしょうか? そのように断言するのは、初めて一緒に声をあげた4人の元米国空軍兵士です。4人はオバマ大統領宛の書簡で、米国のドローン・作戦はテロリズムをかき立てる最大の原動力の一つになっていると警告しました。オバマ政権はドローン作戦の有効性を偽っていると彼らは訴え、ドローン作戦は殺人能力は高いが、残念ながら狙った相手ではないと指摘します。現政権は政府の内部告発者に対し過去に例を見ない強硬な措置をとっているため、この4人のドローン戦争経験者も訴追される危険があります。今回のデモクラシー・ナウ! の独占放送は、4人の初めての長時間インタビューとなります。

  • 元米空軍パイロットのブランドン・ブライアントは、オバマ大統領が世界各地で展開する暗殺プログラムに対し、最初に反対の声を上げたドローン操縦士の一人です。ブライアントはプレデター作戦のセンサー操縦士として、2007~11年まで海外で攻撃を行う無人航空機のカメラ操作を担当しました。米空軍の現役を退いた後、ブライアントに渡された証明書には彼の所属中隊が1629人を殺害した功績が称えられていました。ブライアントがドローンで初の殺人攻撃を成功させたときの様子と、その経験が彼に現在まで影響を与えつづけていることについて話を聞きます。

  • 前例のないオバマ大統領への公開書簡で、ドローン戦術に参加した経験のある米空軍軍人4人が、標的殺害および遠隔操作による空爆は、政府が主張するようなテロの壊滅ではなく、テロの増幅に繋がると語りました。書簡に署名したうちの2人、元センサー操縦士のスティーブン・ルイスおよび元空軍技師ショーン・ウエストモーランドが、なぜ自らの経験を今回はじめて語る決心をしたのかを話します。「空軍に所属する者なら誰でも知っていることですが、空爆にはかなりの高頻度で巻き添え被害が伴います」とウエストモーランドは言います。「敵兵だけではなかった。民間人も巻き込まれたのです」。

  • 新作ドキュメンタリー映画Drone(『ドローン』)には、ビデオゲームと米軍の新兵募集の関係も描かれています。映画のシーンを紹介しながら、監督のトンエ・ヘッセン=シェイと、ドローン戦術の内部告発を行うブランドン・ブライアントに話を聞きます。「軍と政府が(ビデオゲーム)を利用してゲーマーを操り、入隊勧誘していることを知れば、彼らは怒るでしょう」とブライアントは言います。「人類史上で、これほど人が相互に繋がっていた時代はありません。それがお互いを殺戮するのに利用されているのです」

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