« 前  

2015年2月5日(木)

  次 »
  • 連邦政府は現在、14州で100人以上が麻疹(はしか)を発症していると発表しました。公衆衛生当局者は、発生がカリフォルニア州に集中している今回の流行は2014年12月に感染者がアナハイムのディズニーランドを訪れたことから始まっていると見ています。近年、ワクチンと自閉症の関連性を疑い、子どもに予防接種を受けさせない親が増えています。1998年に権威ある医学専門誌『ランセット』(Lancet)誌がそのような関連性を明らかにする研究を掲載しましたが、この研究は後に撤回され、信頼性が低いものとの認識が広まりました。米疾病対策センター(CDC)によれば、米国の子どもの12人に1人は麻疹、おたふく風邪、風疹(MMR)ワクチンの第一回接種を推奨年齢のときに受けていません。共和党から大統領選に出馬すると見られている何人かがこの論争で発言しています。ケンタッキー州選出の上院議員で眼科医でもあるランド・ポールは、ワクチンが原因で「精神疾患」を発症した例を数件耳にしたことがあると発言しました。ニュージャージー州知事クリス・クリスティは、子どもに予防接種を受けさせるかどうかは「親に選択権がある」と言っています。

    番組では時間いっぱい、ワクチンと公衆衛生について3人のゲストに議論をしてもらいます。カリフォルニア大学、ヘイスティングス・ロースクール(Hastings College of the Law)教授で、報告書Funding the Costs of Disease Outbreaks Caused by Non-Vaccination(「予防接種未接種による疾病流行のコスに対する支出金」)を共同執筆したドリット・ルービンスタイン・ライス。メアリー・ホランドは、自分の子供が退行性の自閉症になったのは、MMRワクチン接種の副作用の被害によるものだと考えています。ホランドはまた、ニューヨーク大学ロースクール研究員で、Vaccine Epidemic: How Corporate Greed, Biased Science, and Coercive Government Threaten Our Human Rights, Our Health, and Our Children(『ワクチンによる疫病――企業の欲、偏見に満ちた科学、政府の強制により脅威にさらされる市民の人権、健康、子どもたち』)の共同編集を行いました。ドクター・ポール・オフィットは、フィラデルフィア小児病院伝染病課課長を務め、ペンシルバニア大学ペレルマン医学大学院(Perelman School of Medicine)小児科教授です。オフィットは著書に、Autism’s False Prophets: Bad Science, Risky Medicine, and the Search for a Cure(『自閉症の偽預言者たち――間違った科学、危険な薬と治療法の探求』)および、Deadly Choices: How the Anti-Vaccine Movement Threatens Us All(『命を脅かす選択――なぜワクチン反対運動は、われわれ全員への脅威なのか』)があります。

Syndicate content