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2015年1月29日(木)

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  • ユタ州パークシティで開催されているサンダンス映画祭よりの中継です。アカデミー賞受賞監督で俳優、、長年の環境保護活動家でもある、同映画祭の設立者ロバート・レッドフォードとのインタビューを時間いっぱいお送りします。まずは、1月第3週に米上院の半数近くの議員が、人的要因による気候変動の存在を正式に認めることに否決票を投じたことについて話してもらいましょう。「気候変動否定派の人々は、変化を恐れているのだろうと思います。変化を見たくないのでしょう」とレッドフォードは言います「議会には、私たちの社会を1950年代に押し戻そうとする連中があまりにも多い」。また、新しい議会の過半数を占めている共和党多数派が、論議の的となっているキーストーンXLパイプライン建設を認可しようとしていることについても話してもらいます。「私は石油業界での経験も豊富です」と、油田で働いた経験もあるレッドフォードは言います。「石油は地中に残したままにすべきだと思います。地球を維持できなる程、環境が汚染されてしまうところまで来ているのです。」

  • 米国西部の大きな水源であるコロラド川保護の方法をめぐって、ロバート・レッドフォードとウィル・フェレルが対決するパロディ動画の一部を放送します。加えて、レッドフォードが、息子のジェイミー・レッドフォードと共に製作、ナレーションも担当したドキュメンタリーWatershed(『流域』)についても話を聞きます。コロラド川は、源となるロッキー山脈からカリフォルニア湾まで、1500マイル近くを流れます。その水の大半が農業および地方自治体用に途中のダムによって取水され、現在では川はカリフォルニア湾に到達できるかできないかといった状態となっています。流域の南部に暮らすアメリカ先住民とメキシコ人コミュニティは「日干しにされているようなものです。同地では農業を営むのは不可能なため、移住せざるを得ないのです」とレッドフォードは言います。

  • 監督、俳優であり、サンダンス映画祭の創設者ロバート・レッドフォードに、今年31周年を迎える同映画祭の歴史について話を聞きます。サンダンス映画祭は、現在では約5万人が参加する、米国の大映画祭の一つです。しかし30年前の設立当時は事情がずいぶん違いました。「初回に集まったのはせいぜい150人程度でした。映画館1館で、確かドキュメンタリー10作品、映画20作品を上映した。それが現在では、もう少しで手に負えなくなりそうなほど大規模に成長したのです」とレッドフォードは言います。サンダンス映画祭が映画を作る側、そして撮影される側両方の女性、有色人種や若者たちを支援していることについても話を聞きましょう。サンディエゴ州立大学の最新の研究報告書Celluloid Ceiling(「映画界の天井」)によれば、2014年、興業収益上位250作品の93パーセントは男性監督の作品でした。女性監督の作品は7パーセントで、98年に比べ、2パーセント減少しています。

  • 高く評価されている監督で俳優のロバート・レッドフォードに、ニック・ノルテと共演し、サンダンス映画祭で初公開される新作映画A Walk in the Woods(『森を歩く』)についてはなしてもらいます。この映画はアパラチア山道を歩くことと、年をとることをテーマとしたコメディです。「残された時間をどう使いますか? なにもせず、座って過ごすのですか?」とレッドフォードは問います。「バスローブを着てポーチの揺り椅子に座り『こうすればよかった、ああすればよかった』なんて嘆くことにはなりたくないはずです。だから、できる限りのことをして人生を過ごすのです」また、政治ドラマTruth(『真実』)で、CBS局の元ニュースキャスター、ダン・ラザーを演じる計画についても語ります。この回顧録では、ベトナム戦争中にテキサス州空軍兵だったジョージ・W・ブッシュ前大統領が特別扱いされたと報道したラザーが、テレビ局をクビになった顛末が語られています。「CBSはブッシュ政権との良好な関係を望んでいた。彼らはラザーに撤回を求めたのです」レッドフォードは1月はじめに起こったシャルリー・エブド(Charlie Hebdo)誌襲撃事件についても語ります。

    画像クレジット: sundance.org/projects/a-walk-in-the-woods

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