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2014年11月20日(木)

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  • 11月第4週、全米で記録的な寒さが観測されています。もっとも極端なのはニューヨーク州西部で、少なくとも7人が死亡しています。同州バッファローの一部地域では少なくとも6フィートの降雪があり、20日には更に2~3フィートの雪が降ると見られます。米国では、18日には1976年以来11月としてはもっとも寒い朝をむかえました。18日と19日はハワイ州一部地域を含め、全州で氷点下となりました。記録開始以来、もっとも暖かい10月だったとNASAが発表したのがほんの数日前のことです。極端な天気と気候変動の関係について、オンラインマガジン「スレート」(Slate)で天気と気候を担当する気象学者エリック・ホルトハウスに話を聞きます。

  • 13回も逃走を試み、内7度を成功させたたことで、フロリダ刑務所のフーディーニとして知られる、マーク・デフリーストのショッキングな人生について見ていきます。1979年、デフリーストの父親が死んだ際、、彼に一式の道具を遺しましたが、彼は遺言が執行される前にそれを持ち去りました。10代だったデフリーストは盗難の罪で逮捕され、4年の刑を言い渡されました。34年後、デフリーストは受刑を解かれることもなく、内27年を独房で過ごしました。デフリーストはそのほとんどを、フロリダ州刑務所の悪名高き「X棟」(X wing)で過ごし、そこでは何年も日光を見ることなく過ごしました。デフリーストの人生を描いた新作映画The Life and Mind of Mark DeFriest(『マーク・デフリーストの人生とその思い』)を監督したゲイブリエル・ロンドンに話を聞きます。

    画像クレジット: defriest.com

  • ミズーリ州ファーガソンが、黒人青年マイケル・ブラウン射殺事件の大陪審の判決を待つ中、弁護士で新刊Just Mercy: A Story of Justice and Redemption(『慈悲の気持ちで十分 ――正義と贖罪の物語』)の著者ブライアン・スティーブンソンに話を聞きます。米国の刑事司法制度の欠点への注目が大きくなりつつありますが、スティーブンソンはそれらの不正義にひとつずつ戦いを挑んできました。スティーブンソンは、アラバマ州を中心に貧者や冤罪被害者といった、米国社会の最周辺にいる人々の代理を務める団体、「平等な正義イニシアティブ」(Equal Justice Initiative)の創設者であり、代表を務めています。スティーブンソンは数十名の死刑囚の釈放を勝ち取り、米最高裁でも6度弁護を務めています。2012年には、歴史的な最高裁裁判で、子どもに仮釈放なしの強制的終身刑の言い渡しを禁ずる判決を勝ち取りました。ノーベル平和賞受賞者の南アフリカのデスモンド・ツツ大司教は、スティーブンソンのことを「米国の若きマンデラ」と呼んでいます。また、彼をハーパー・リー作の名作『アラバマ物語』に登場する恐れを知らぬ弁護士アティカス・フィンチに例える人もいます。スティーブンソンの新著には、いろいろな話が出てきますが、ウォルター・マクミリアンという名のアフリカ系アメリカ人で、ハーパー・リーの故郷の街アラバマ州モンローヴィルで、白人女性の殺害事件で死刑判決を受けた冤罪被害者の釈放を求める戦いには、特に焦点が当てられています。スティーブンソンにこれまでの実績と、ファーガソンの状況、そして貧困の対極は富裕ではなく正義だと主張する理由について話を聞きます。

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