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2014年10月21日(火)

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  • ジョン・ケリー国務長官は10月初め、シリアにあるクルド人の町コバニは「戦略の対象」ではないので、米国は「イスラム国」がこの町を掌握することを妨害する行動は取らないだろうと述べました。しかし、報道映像がトルコ-シリア国境で「イスラム国」の戦闘員が大っぴらに町を攻撃しているのを伝えると、米国主導の有志連合はシリア軍事作戦中最大の空爆で応戦しました。米国主導の有志連合はさらに、数週間に渡ってその実行を拒否していた、シリアのクルド人への武器や支援品の空中投下を始めました。トルコは現在、イラクのクルド人部隊が戦闘に参加できるようシリアとの国境を開放すると述べています。トルコ政府はこれまで、コバニにいるシリア・クルド勢力とトルコの宿敵である「クルド労働者党(PKK)」がつながっていることから、彼らを援助することに反対してきました。この複雑な状況を解説してもらうために、国際法の長年の教授で元国連特別報告者のリチャード・フォークから話を聞きます。彼は4ヶ月のトルコ滞在から米国に戻ったばかりです。

  • イスラエル政府は10月20日、国連の自由権規約人権委員会の前に珍しく姿を現しましたが、同国の代表団はイスラエルによってほぼ半世紀の間占領されているヨルダン川西岸とガザ地区の状況に対して責任を認めることは拒否しました。イスラエルに、その占領地内での行動の責任を取らせるために6年を費やした法律専門家に話を聞きます。リチャード・フォークは国際連合人権理事会のパレスチナ人権の特別報告官とのとしての任期を終えたばかりです。イスラエルとパレスチナ問題および国連の報告者としての経験についての彼の文章は、新刊Palestine: The Legitimacy of Hope(『パレスチナ:正統性に望みを』)にまとめられています。

  • 共和党所属のペンシルベニア州知事トム・コルベットは、囚人の言論の自由の権利を踏みつぶすと批評家らが言う法案に署名し法律として成立させる予定です。議員らは10月第3週、同州の最もよく知られた囚人の一人を標的にする一つの方法として、同法案を可決したと率直に述べました。この囚人はジャーナリストで元ブラックパンサー党員ムミア・アブ=ジャマールです。彼は1982年にフィラデルフィアの警官を殺害したことで有罪になりましたが、長年無罪を主張し続けています。10月14日の夜遅く行われた投票で、ペンシルバニア州議会は「再犠牲者化救済法」(Revictimization Relief Act)を全会一致で可決しました。同法によって、囚人や元犯罪者が公衆の前で話すのを許すことが犠牲者の「精神的苦痛」につながると判事が認めた場合、彼らの公衆演説を検閲ことが許されることになります。この法案は、アブ=ジャマールが10月初旬にバーモント州のゴダード大学で卒業生に向けて事前に録音された卒業式のスピーチを行った後で提出されました。同法案へのアブ=ジャマールの反応を放送し、刑務所からのアブ=ジャマールのコメントを1992年以来録音し放送している「刑務所ラジオ」(Prison Radio)の創設人であるノエル・ハンラハンから話を聞きます。

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