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2014年7月16日(水)

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  • スンニ戦闘派集団がイラク北西部に勢力を拡大したため、イラクは3つの国に分裂する危機に瀕しています。先月「イラクとシリアのイスラム国」(ISIS)は、イスラム国の樹立宣言であるカリフ制を宣言し、イラク北西部とシリア東部の大部分を支配しています。イラク治安部隊へ助言を努める上でのペンタゴンの懸念が漏えいされた中、ティクリート市を含むISISの進攻が進められています。一方イラクの政治家達は、シーア派、スンニ派とクルド人がそれぞれ独立し、イラクが分裂することを避けるため、連立政権を形成するために躍起になっています。本日はバグダッドから中継でマクラッチー社各紙の海外特派員、ハンナ·アラムとインデペンデント紙の中東特派員であり、新著The Jihadis Return: ISIS and the New Sunni Uprising(『ジハーディストの復活:ISISおよび新スンニ派の蜂起』)の著者であるパトリック·コウバーンにロンドンから話を聞きます。

  • イランで核開発計画ついて協議したジョン·ケリー国務長官は、オバマ大統領と話し合うためワシントンD.C.に戻ると述べました。15日、ケリーは主要な問題において「手応えのある進展」がみられたとしながらも、交渉最終日の20日をひかえ「大きな隔たり」が残っていると述べました。イラン外相のモハマド·ジャヴァド·ザリーフは、制裁の緩和と引き換えにイランの核能力を凍結する用意があると述べましたが、ケリーは米国がそれに同意するかどうかに言及していません。主な論争はイランのウラン濃縮計画で、テヘランは原子炉に燃料を供給するために規模を拡大する必要があると主張していますが、米国は高レベルのウラン濃縮によりイランの核兵器製造が可能になるとし、イランに濃縮能力を20年前のレベルまで削減するよう要求しています。調査報道記者であり、新著Manufactured Crisis: The Untold Story of the Iran Nuclear Scare(『ねつ造された危機:イラン核恐怖の語られざる話』の著者ガレス·ポーターにこの協議の分析をしてもらいます。ポーターは最近、イランを訪問し、ザリーフや核開発責任者を含むイランの高官をインタビューしたばかりです。

  • 15日、アメリカで最も有名な不法滞在移民のホセ·アントニオ·バルガスが、米国境警備隊によって拘束されました。ピューリッツァー賞受賞のジャーナリストであるバルガスは、1993年に12歳でフィリピンから米国に渡ってきました。ワシントン・ポスト紙や他の取材機関で報道活動をした後、彼は2011年にエッセイの中で不法滞在者としての立場を明らかにしました。このエッセイは広く読まれています。バルガスは先日、中南米から暴力と貧困を逃れるため米国に渡ってくる、何千もの移民の子供たちを取材するためテキサスの国境付近を訪れました。しかし、国境警備隊と検問所の厳しい警備に面前にして、そこを出ることが難しいことに気付きました。フィリピン国籍であるバルガスは15日、マッカレン·ミラー国際空港で逮捕され約8時間拘留されました。彼の抑留は、ツイッターのハッシュタグ#IStandWithJose(ホセを支持)でツィートされ、米国内でツイッターのトップ・トレンドとなりました。国中が彼の動向を追う中、バルガスは、後に移民裁判所に出頭することを条件に最終的には釈放されました。釈放後の声明でバルガスは「議会は移民改革に失敗し、オバマ大統領は、「大統領命令」を出すという選択肢を使うことを躊躇している。だから重大な疑問が残された。それは『アメリカ人』をどう定義するかという問題です」。 本日は、逮捕わずか数日前に、移民児童に対する米国の処置ついて、マテキサス州マッカレンで演説するバルガスの映像を放送します。 「ここいいる子供たちは不法ではありません。彼らは人間であり、国家安全保障上の脅威でもありません」とバルガスは述べます。 「この子供たちが脅威になるとすれば、それは私たち自身の良心を試す脅威です」

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