« 前  

2014年5月15日(木)

  次 »
  • 米連邦通信委員会(Federal Communications Commission/FCC)は5月15日、ネットの中立性、つまり自由で開かれたインターネットという概念を事実上、放棄することになる可能性のある新ルールについての投票を行います。FCCの提案では、メディア企業は追加料金を払うことによって、インターネット・プロバイダーから、自社の製品やコンテンツを提供する際により速い接続を使えるなどの優遇を受けられることになります。2014年のはじめに廃止された従来の規制では、プロバイダーはすべてのコンテンツの平等なスピードでの提供を強制されていました。投票が目前に迫り、反対派は「FCCを占拠せよ」(Occupy the FCC)野営地を設置し、連邦規制機関にブロードバンドを公共設備と再分類しなおすよう求めています。それによって、ネットの中立性をブロードバンドの必要条件とする可能性が出てきます。米国のブロードバンド・プロバイダーおよび同業界企業28社のCEOは、ブロードバンドの規制は「多大なコストを課すこととなり、インターネット経済全般に前例のない政府による細部への管理を許すことになる」と主張し、ブロードバンドを公共設備と分類しないようFCCに求めています。ネットの中立性について2人のゲストに討論をしてもらいます。更なる規制支持派のメディア改革運動組織「フリー・プレス」(Free Press)のティモシー・カーと、テクノロジー企業家で、インターネット規制を政府に任せるべきではないと主張するジョシュア・シュタイムリです。

  • 5月15日、歴史的な動きとなる、数千名のファストフード店員による1日ストライキが、セントルイス、カンザスシティ、ミルウォーキー、オークランド、デトロイト、シカゴ、ロサンゼルス、そしてニューヨークを含む、少なくとも150都市で行われます。オーガナイズを行う「ファストフードに前進を」(Fast Food Forward)によれば、世界30か国以上、80都市の労働者も、この日の運動に加わる予定です。労働者たちは組合をつくる権利および、現在の最低賃金である時給7.25ドルから、約2倍の15ドルに引き上げるよう要求しています。ニューヨークのエンパイアステート・ビルディング向かいのマクドナルド前より、デモ参加者の声を紹介します。

  • 全米および世界各地で数千名のファストフード店員が5月15日、一日ストライキを行い、生活可能な賃金を求めています。最近の報告によればファストフード企業のCEOは、平均的ファストフード店員と比較して1200倍の給与所得があり、このような格差は短期的利益増加にはなっているものの、労働者の安全と経済全体みれば損害となっているといいます。同報告書を執筆した英シンクタンク「デモス」(Demos)の政策アナリスト、キャサリン・ラチュリンと、バーガーキングに9年勤務し、カンザスシティでのストライキに参加するテランス・ワイズに話を聞きます。ワイズはこうした行動に参加するのは4度目となります。

  • オバマ大統領がウォルマートを、同社のカリフォルニア州の支店で行った演説の中で賞賛した、そのほんの数日後、カリフォルニア州の1800名以上の倉庫労働者がウォルマート最大の下請け業者を相手取った訴訟で示談を勝ち取りました。5月14日、カリフォルニア州でウォルマートが使用する3倉庫の労働者たちは、賃金窃盗裁判で2100万ドルの示談に応じました。労働者たちはウォルマートと、倉庫を所有、運営する別会社、シュナイダー・ロジスティクス(Schneider Logistics)社に対する裁判を起こしていました。示談金はすべてシュナイダー社が支払います。訴状によれば、労働者の給与は法定最低賃金よりも低いことがよくあり、規定された休憩も、残業手当の支払もなかったといいます。倉庫労働者たちの弁護を務めたテレサ・トレイバー弁護士と、英シンクタンク「デモス」(Demos)の政策アナリスト、キャサリン・ラチュリンに話を聞きます。

Syndicate content