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2013年12月31日(火)

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  • エジプトでは、ムスリム同砲団を含む政府批判の声に対する弾圧の大幅な強化が起こっています。エジプトの軍事政権は、12月第4週に自爆攻撃で14人が死亡したことを受け、ムスリム同砲団を「テロ組織」と指定しました。ムスリム同砲団はこの攻撃を非難し、団とは無関係の別のジハード(聖戦)団体が犯行声明を出したにもかかわらず、この発表が行われました。エジプト政府は、「テロ」のレッテルを利用して、数百人の同砲団メンバーを逮捕し、彼らの資産を差し押さえました。これは、大規模抗議行動を受けて7月にムハンマド・ムルシ大統領が失脚して以来始まった弾圧の最新のものです。反政府活動家とジャーナリストらに対する弾圧もまた強化されました。2011年の民衆蜂起の指導者的人物であるアラー・アブド・エルファタとアハメド・マーヘルの二人は、新しい抗議行動禁止法を批判したために逮捕されて以来、勾留されたままとなっています。エルファタは裁判を待っている状態で、マーヘルと他の二人には、3年の禁錮刑が科せられました。一方、ニュースネットワーク、アルジャジーラの4人のジャーナリスト、記者のピーター・グレステ、プロデューサーのモハメド・ファーミーとバヘール・モハメド、カメラマンのモハメド・ファウジーは、「虚偽のニュースを流し」、ムスリム同砲団と会合を持った容疑でカイロで逮捕されました。現在ファウジーだけが釈放されています。エジプトの軍事政権はアルジャジーラを繰り返し標的にし、事務所を強制捜査し、支局の閉鎖と何人かのスタッフの国外退去を命じています。今回の逮捕は、エジプトとその他の世界中の問題のある場所でのジャーナリストたちの危険の状況を詳述する新たな報告が出される中で起こりました。ジャーナリスト保護委員会によると、エジプトの状況は6人の記者が殺害されるなど、2013年に今までのとの年よりも「劇的に悪化」したといいます。エジプトの数字は、少なくとも29人のジャーナリストが殺害されたシリア、10人のジャーナリストが殺害されたイラク、に次ぐものとなっています。全体として見ると、世界中で殺害された少なくとも70人の記者のうちの3分の2が中東で占められています。ジャーナリスト保護委員会の中東と北アフリカプログラム・コーディネーターのシェリフ・マンソールと、デモクラシー・ナウ!の通信員で「ザ・ネイション・インスティチュート」(The Nation Institute)の研究員であるシャリフ・アブドゥル・クドゥースの二人から話を聞きます。

  • ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジは12月30日、ドイツ・ハンブルクでの「カオス・コミュニケーション会議」(Chaos Communication Congress)で演説し、集まった大勢のコンピュータ専門家たちに、インターネットの自由とプライバシーに対する政府による侵害に抵抗するよう力を合わせようと呼びかけました。アサンジの演説と、ウィキリクースのメンバーでロシアまでエドワード・スノーデンに同行したサラ・ハリソンの演説のハイライトを放送します。また、独立系ジャーナリストでセキュリティ専門家のジェイコブ・アッペルボームからも話を聞きます。彼は「携帯型連続波発生機」(portable continuous wave generator)として知られる国家安全保障局(NSA)によって使われたスパイツールを明らかにします。このリモートコントロール式の機器は、ある場所に仕掛けられた極小の電子部品と連動しており、キーボードやモニターからの目に見えないエネルギー波を反射し、コンピューターに何が打ち込まれたかを監視するものです。この機器は、標的になったコンピュータがインターネットにつながっていない状態でも作動します。

  • 2013年最終日に、経済的平等から性的少数者(LGBT)の権利、気候正義などの幅広い問題に現れた多くの希望の兆候のいくつかを振り返ります。2013年1年、たくさんの悪いニュースがあったにもかかわらず、普通の人々の中に、変化に向かっって動き出そうという公共的な自覚とやる気が見えた、希望のもてる場面も多くありました。イエス!誌の共同設立者で編集長のサラ・バン・ゲルダーから話を聞きます。彼女の最新記事は、"10 Hopeful Things That Happened in 2013 to Get You Inspired for What’s to Come"(「あなたに将来への期待を持たせる2013年に起こった10個の希望に満ちたこと」)です。

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