共和党が過半数を占める米下院は、包括的な移民法改革を成立させることなく、2013年の会期を終了しました。12日、両党の幹部たちは新年早々にこの問題を再検討すると約束しました。一方で、この問題に対して下院が活動を欠いていることに抗議して、12日の午後、1000人を超える移民法の活動家たちが下院議員たちの事務所に押し寄せました。この活動は、移民法改革団体「家族のための断食(Fast for Families)」が、31日におよぶ断食を終えた日に合わせて行われました。「サービス従業員国際労働組合(SEIU)」の元国際事務局長のエリセオ・メディーナに話を聞きます。メディーナは最近、22日間にわたる水だけの断食を行いました。彼は13年間、労働運動指導者で公民権運動の活動家でもあったシーザー(セサール)・チャベスと活動を共にした労働運動活動家で、彼の活動家としての経験は19歳の時、ブドウ摘み労働者としてカリフォルニア州デラノで、歴史的に残る「農場労働者連合」のストに参加したのが始まりでした。
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